撮影=小林大介 ヘアメイク=chiSa(SPEC) 衣装協力=トップス、レギンス/すべてHEREIAM

壁を使ったヨガ【2】(ダウンドッグ)

モデル野沢和香のワンポーズ・ヨガ
野沢和香

日々の安全運転には心身ともに元気な状態でハンドルを握ることが大切。しなやかで健やかな体づくりのヒントとなる、ご自宅でも簡単に実践できるヨガのワンポーズを、モデルでヨガ講師としても活躍する野沢和香さんにお伺いします。

空き時間にどこでも“壁ヨガ”でリフレッシュ

今回は壁を使ったヨガをご紹介します。壁ヨガの利点は、ヨガマットを敷く手間がなく、在宅ワークやドライブの休憩時間、旅行先などいつでもどこでもできること。壁を使うと力を入れず筋肉へのストレッチがしやすくなるため、身体が硬い人も効果が出やすくなります。上半身、下半身ともにリフレッシュできるポーズを用意したので、さっそくトライしてみてください。

壁に身体をあずけて筋(すじ)の伸びを味わって

まずは腕のストレッチで、肩甲骨から背中を伸ばして上半身を緩めましょう。肩甲骨を動かすことで胸が開き、深い呼吸がしやすくなります。壁を使ったダウンドッグは、全身がストレッチされるため、疲労回復にも◎。壁前屈は頭を下げることで頭部に血液が送り込まれ、リフレッシュや疲労回復の効果が。また、前屈で腹部が刺激され、腸や他の内臓の働きもアップします。壁を使った開脚は脚に滞った血流をよくしたり、疲労回復や入眠に役立つポーズ。壁をうまく利用すると、無理なく効果的なストレッチができますよ。

  • ヨガは無理せず、痛みを感じたり気分が悪くなったら中止してください。

壁と向かい合い手をつく女性

両足を腰幅に開いて壁に向かって立ち、両手をウエストよりやや下の高さの位置で壁につける。

息を吐きながら手のひらで壁を押し、足を後退させながらお尻を後ろに引いて背骨が伸びるのを感じ、背中が床と平行になった状態で10呼吸保つ。身体が硬い人は手の位置を上にしたり、膝を曲げてもOK。腕が伸び、胸が開き、背中から脚の裏まで全身がストレッチできるポーズです。

壁と平行に上半身を倒した女性

野沢和香

のざわ・わか 1977年生まれ。ファッション誌『STORY』のレギュラーモデル。全米ヨガアライアンスの資格を取得し、ヨガ講師としても活躍する。 YouTubeチャンネルでも野沢和香さんのヨガの動画が視聴できます。 YouTubeチャンネル「WAKA NOZAWA」

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