美脚ヨガ【2】(足幅を開いたスクワット)
モデル野沢和香のワンポーズ・ヨガ日々の安全運転には心身ともに元気な状態でハンドルを握ることが大切。しなやかで健やかな体づくりのヒントとなる、ご自宅でも簡単に実践できるヨガのワンポーズを、モデルでヨガ講師としても活躍する野沢和香さんにお伺いします。
朝の美脚ヨガで一日中代謝のよい体に
美脚づくりのポイントは二つあります。一つは太ももやふくらはぎなど大きな筋肉をたっぷりと動かすこと。そしてもう一つは、特にサイズダウンするにはむくみの解消が欠かせないということです。女性は男性と比べて筋肉量が少なく、むくみ(余分な水分が溜まっている状態)やすいです。筋トレをすると脚が余計に太くなるのでは? と心配する方もいますが、筋トレで水分と血液の循環がよくなるので、筋肉が太くなることはありません。朝に美脚ヨガを行えば体が温まり、一日中代謝もアップしますよ。
ヨガでリンパを流してむくみを撃退!
立ちっぱなし、座りっぱなしなど同じ姿勢を長時間続けると、ふくらはぎの筋ポンプが働かず足の血液の循環が悪くなります。すると、体内で水分が滞(とどこお)り下(脚)に溜まり、むくみを引き起こします。筋肉を動かし、ヨガやマッサージでめぐりをよくすると、リンパ液が流れ、脚が細くすっきりとします。ウォーキングなどの有酸素運動や股関節(こかんせつ)を開くポーズも併せて行うとよいでしょう。
※ヨガは無理せず、痛みを感じたり気分が悪くなったら中止してください。
- 足幅を開いたスクワット
(1)脚を左右に大きく開き、足の爪先と膝の角度を揃えて外側に向ける。息を吸いながら両手を上げ、頭上で合わせる。
(2)息を吐きながら背骨と骨盤を真っすぐに床へ落とすよう意識して、背筋は真っすぐのまま膝を曲げてお尻を下げる。ひと呼吸ごとに(1)と(2)を交互に10セット行う。
- 横から見たポーズ
膝と爪先の向きが同じで、腰が後ろに出ないようにするのがポイント。
野沢和香
のざわ・わか 1977年生まれ。ファッション誌『STORY』のレギュラーモデル。全米ヨガアライアンスの資格を取得し、ヨガ講師としても活躍する。 YouTubeチャンネルでも野沢和香さんのヨガの動画が視聴できます。 YouTubeチャンネル「WAKA NOZAWA」