朝のヨガルーティーン【3】(太陽礼拝 ショートバージョン)
モデル野沢和香のワンポーズ・ヨガ日々の安全運転には心身ともに元気な状態でハンドルを握ることが大切。しなやかで健やかな体づくりのヒントとなる、ご自宅でも簡単に実践できるヨガのワンポーズを、モデルでヨガ講師としても活躍する野沢和香さんに毎月お伺いします。
朝は白湯とヨガで元気をチャージ
JAF Mate Onlineのワンポーズ・ヨガ連載初回は、私の朝のヨガルーティーン(日課)をご紹介します。毎朝目覚めてベッドから起き上がると、白湯(さゆ。水を沸騰させ、何も入れていない湯のこと)を飲んだ後に瞑想(めいそう)と1時間程度ヨガを行います。こうすることで体がしっかりと目覚めて思考がクリアになり、さらに体の反応から体調の把握もできるのです。少しずつでも毎日続ければ体は確実に変わります。朝ヨガをすると元気がチャージされるので、やりやすいものからぜひ試してみてくださいね。
背骨を動かし目覚めのスイッチをオン!
朝のルーティーンで意識したいのは、“背骨を動かす”こと。背骨沿いに自律神経の通り道があるため、背骨を大きく動かすと自律神経が活性化されて起きる意識を体に伝えられます。また、“ひねり”の動きは腸への刺激を与えられるため、内臓が働き始め一日の代謝もアップします。今月のテーマ「朝のヨガルーティーン」では、週替わりで5種類のポーズをご紹介しますが、すべて行わなくてもOK。1種類を週ごとに行ってもいいですよ。
※ヨガは無理せず、痛みを感じたり気分が悪くなったら中止してください。
- 太陽礼拝(ショートバージョン)
踵(かかと)を揃え、背筋を伸ばして立ち、胸の前で両手を合わせる。
手を合わせたまま両腕を天井に向け高く上げる。背中を反らさず、胸を開き体を上に伸ばすよう意識する。
息を吐きながら脚の付け根から前屈し、手は楽なところへ置く(膝は曲げても良い)。
息を吸いながら上体を半分まで起こし、背筋を前方へ伸ばす。手は脛(すね)に添える。
息を吐きながら、再び前屈をする。
息を吸いながら、手を横から回すようにして上げ、上体をまっすぐに起こす。
両腕を回しながら下ろし、胸の前で両手を合わせる。1つの動作をするごとに息を吸う、吐くを意識して、5セット行う。
野沢和香
のざわ・わか 1977年生まれ。ファッション誌『STORY』のレギュラーモデル。全米ヨガアライアンスの資格を取得し、ヨガ講師としても活躍する。 YouTubeチャンネルでも野沢和香さんのヨガの動画が視聴できます。 YouTubeチャンネル「WAKA NOZAWA」