エクササイズ

脇腹を伸ばしてリフレッシュ! サイドベンド

運転疲れに効く簡単エクササイズ

藤田英継
2023.09.15

撮影=小林大介/衣装=すべて本人私物

2023.09.15

撮影=小林大介/衣装=すべて本人私物

1年点検を受けると、だれにでもチャンス

ハンドルを握って疲労した脇腹の柔軟性を回復しよう

運転中は腕を下ろすか前に伸ばしてハンドルを握ることが多いため、体を横に倒したり、腕を横に出す機会がほとんどありません。すると、脇腹や脇の下、肩といった部位は筋肉が縮んだままになっており、柔軟性が低下していきます。

脇腹の柔軟性は腰痛、呼吸の深さなどに影響します。また、肩の柔軟性の低下は四十肩・五十肩のリスクにつながります。

日常生活でも意識しないと行う機会の少ない「体を横に倒す」動きは、これらの筋肉をストレッチしてコンディションを保つのに非常に効果的です。
座ったまま、タオルを使って効果的に行えるストレッチをご紹介します。

サイドベンド

サイドベンドを行っている画像

座った状態でタオルの両端を持ち、ピンと伸ばした状態で頭の上まで持ち上げます。

両手を頭上に上げたまま、写真のように体を横に倒していきます。
体を倒した方向と反対側の脇腹から脇の下に軽く伸びを感じるくらいに傾けたら、呼吸を止めずにその状態を20秒~30秒キープしましょう。

お尻が浮かないように注意し、両方のお尻に均等に体重をかけた状態で行うと効果的にストレッチできます。

  • 肩や腰に痛みのある方は行うのを控えるようにしてください。

藤田英継

ふじた・ひでつぐ トレーナー。表参道のパーソナルトレーニングジム、evergreen代表。東京大学大学院で身体運動科学を学び、トレーニングと脂肪や糖質の代謝、遺伝子、ホルモン、細胞レベルでのカラダ作りのエキスパートとして活動する。これまでに延べ1万人以上のセッションを経験。

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