撮影=岡本真直 スタイリング=綾部恵美子 料理・文=川津幸子

焼き餃子

川津幸子さんの「これ、作ってみて!」
川津幸子

豚ひき肉がたっぷり入った、食べ応え十分の焼き餃子。キャベツ、にら、ねぎを加えたベーシックなものです。一番のこつは、まずはひき肉に味つけをして、粘りが出るまで練り、野菜を加えてさらに練り、最後にごま油を加えたら、今度は香りが残るように、ざっくり混ぜること。その昔、中国料理店で習った手順を、今でもしっかり守って作っています。難しいと思われがちな包み方ですが、あんが出なければいいので、形は気にしない、気にしない。熱々を、やけどに気をつけて召し上がれ!

材料(4人分)

作り方

豚肉、キャベツ、にらなど焼き餃子の材料

本日の餃子のあんの材料。キャベツはゆでるというより、さっと熱湯に通す程度でOK。キャベツの代わりに白菜でもかまいません。にらが入るので、にんにくは省略しても大丈夫。五香粉は中国のスパイスで、最近知名度が上がってきました。これが入るとぐんと本格的になります。

ひき肉に調味料を加えたら、粘りが出るまでよく練ります。肉の粒がつぶれてボウルの内側にくっつくくらいが目安です。野菜も加えて、さらによく練りましょう。意外と力がいりますよ。

包んだ餃子を並べるバットに、小麦粉を薄くふっておきます。こうすると、バットに餃子がくっつかず、焼いたときも、底がパリッと仕上がります。

皮の中央にあんを大さじ1ほどのせます。餃子の座りがいいように、平らにならしておきます。皮がきちんと閉じていれば、水はつけなくても大丈夫です。
★画像をクリックすると、川津先生の餃子の包み方が動画で見られます!

フライパンにサラダ油を熱して、餃子を並べ、底の部分を軽く焼きます。火は強めの中火。写真のような薄い焼き色がつくのが目安です。

餃子の高さの3分の1くらいまで熱湯を加え、ふたをして強火で一気に蒸し焼きにします。水だと、沸騰するまで時間がかかるので、熱湯がおすすめです。

川津幸子

かわつ・ゆきこ 料理編集者、料理研究家。雑誌『オレンジページ』創刊や、栗原はるみさんの『ごちそうさまが、ききたくて。』など数々のヒット作を手掛けた後、1995年から1年間エコールキュリネール国立(現エコール辻東京)でフランス料理を学ぶ。以後は、料理研究家と編集者を兼ねながら、料理の楽しさを伝えている。作る人の視点に立った、簡単でおいしい料理が好評で、『100文字レシピ』シリーズをはじめ、『いつもキッチンからいいにおい』(オレンジページ)、『ごはんよ、急げ!』『さあ、腕まくり』(幻冬舎)、『そろそろ大人のおいしい暮らし』(マガジンハウス)、『100円100品100文字レシピ』(文藝春秋)、『しゃばけごはん』(新潮社)など著書多数。新潮文庫「100文字レシピ」の全シリーズが、電子書籍になって好評配信中。

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