レシピ

ごま汁そうめん

川津幸子さんの「これ、作ってみて!」

川津幸子
2022.06.14

撮影=岡本真直 スタイリング=綾部恵美子 料理・文=川津幸子

2022.06.14

撮影=岡本真直 スタイリング=綾部恵美子 料理・文=川津幸子

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1年点検を受けると、だれにでもチャンス

なんのことはない、そうめんのつゆに練りごまを混ぜたものですが、初めて食べたときは、風味豊かなごま汁に、この手があったかと感激しました。「箸がとまらない」と言われるのがうれしくて、このごま汁とそうめんをセットにして手土産にすることもあります。

材料(4人分)

作り方

■メモ (1)で汁気を絞ったあとのかつお節は、いりごまを混ぜてふりかけにするとおいしい。

につけた昆布と鰹節

経済的な家庭での和風だしのとり方をおさらいしましょう。水5カップに昆布5g、かつお節10g(だし袋に入れる)を加えて中火にかけます。煮立ったら、弱火にして4分ほど煮ます。アクが出たらすくい、グラグラと煮立たせないことがポイントです。火を止め、冷めたら、昆布とかつお節を取り出します。かつお節は絞ってかまいません。

川津幸子

かわつ・ゆきこ 料理編集者、料理研究家。雑誌『オレンジページ』創刊や、栗原はるみさんの『ごちそうさまが、ききたくて。』など数々のヒット作を手掛けた後、1995年から1年間エコールキュリネール国立(現エコール辻東京)でフランス料理を学ぶ。以後は、料理研究家と編集者を兼ねながら、料理の楽しさを伝えている。作る人の視点に立った、簡単でおいしい料理が好評で、『100文字レシピ』シリーズをはじめ、『いつもキッチンからいいにおい』(オレンジページ)、『ごはんよ、急げ!』『さあ、腕まくり』(幻冬舎)、『そろそろ大人のおいしい暮らし』(マガジンハウス)、『100円100品100文字レシピ』(文藝春秋)、『しゃばけごはん』(新潮社)など著書多数。新潮文庫「100文字レシピ」の全シリーズが、電子書籍になって好評配信中。

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