キーマカレー
川津幸子さんの「これ、作ってみて!」川津幸子
ひき肉で作るキーマカレーは、忙しいときの救世主。カレー粉とトマトジュースで簡単に作れます。コツは、豚肉の臭みが残らないよう、ひき肉はしっかりとポロポロになるまで炒めることです。
材料(4人分)
- 豚ひき肉
- 400g
- 玉ねぎ
- 1個
- にんにく、しょうが
- 各1片
- サラダ油
- 大さじ2
- カレー粉
- 大さじ2
- A (トマトジュース<食塩不使用>2カップ、塩小さじ1と1/2、砂糖小さじ2、こしょう少々)
- ピーマン
- 4個
- ごはん
- 適量
作り方
- 1.鍋にサラダ油を熱してにんにく、しょうがのみじん切りを炒め、玉ねぎのみじん切りも加えて5分炒める。
- 2.豚ひき肉を加えてポロポロに炒めたら、カレー粉を加えて炒め、Aを加えて混ぜながら、8分ほど煮る。
- 3.仕上げに1.5㎝角切りのピーマンを加えて3、4分煮、ごはんにかける。
にんにくやしょうが、玉ねぎは、せめて5分炒めて、甘みを引き出しましょう。これがうまみの土台になります。
豚肉の臭みが残らないよう、ひき肉はしっかり、ポロポロになるまで炒めましょう。
煮込む前に、カレー粉を加えてさっと炒めると、ぐんと香りが引き立ちます。
水ではなく、トマトジュースを加えて煮るのがポイント。野菜ジュースでもかまいません。
川津幸子
かわつ・ゆきこ 料理編集者、料理研究家。雑誌『オレンジページ』創刊や、栗原はるみさんの『ごちそうさまが、ききたくて。』など数々のヒット作を手掛けた後、1995年から1年間エコールキュリネール国立(現エコール辻東京)でフランス料理を学ぶ。以後は、料理研究家と編集者を兼ねながら、料理の楽しさを伝えている。作る人の視点に立った、簡単でおいしい料理が好評で、『100文字レシピ』シリーズをはじめ、『いつもキッチンからいいにおい』(オレンジページ)、『ごはんよ、急げ!』『さあ、腕まくり』(幻冬舎)、『そろそろ大人のおいしい暮らし』(マガジンハウス)、『100円100品100文字レシピ』(文藝春秋)、『しゃばけごはん』(新潮社)など著書多数。新潮文庫「100文字レシピ」の全シリーズが、電子書籍になって好評配信中。
この記事はいかがでしたか?
この記事のキーワード
あなたのSNSでこの記事をシェア!