撮影=岡本真直 スタイリング=綾部恵美子 料理・文=川津幸子

キーマカレー

川津幸子さんの「これ、作ってみて!」
川津幸子

ひき肉で作るキーマカレーは、忙しいときの救世主。カレー粉とトマトジュースで簡単に作れます。コツは、豚肉の臭みが残らないよう、ひき肉はしっかりとポロポロになるまで炒めることです。

材料(4人分)

作り方

たまねぎを5分炒める

にんにくやしょうが、玉ねぎは、せめて5分炒めて、甘みを引き出しましょう。これがうまみの土台になります。

ひき肉をしっかり炒める

豚肉の臭みが残らないよう、ひき肉はしっかり、ポロポロになるまで炒めましょう。

続けてカレー粉を入れる

煮込む前に、カレー粉を加えてさっと炒めると、ぐんと香りが引き立ちます。

合わせ調味料を入れる

水ではなく、トマトジュースを加えて煮るのがポイント。野菜ジュースでもかまいません。

川津幸子

かわつ・ゆきこ 料理編集者、料理研究家。雑誌『オレンジページ』創刊や、栗原はるみさんの『ごちそうさまが、ききたくて。』など数々のヒット作を手掛けた後、1995年から1年間エコールキュリネール国立(現エコール辻東京)でフランス料理を学ぶ。以後は、料理研究家と編集者を兼ねながら、料理の楽しさを伝えている。作る人の視点に立った、簡単でおいしい料理が好評で、『100文字レシピ』シリーズをはじめ、『いつもキッチンからいいにおい』(オレンジページ)、『ごはんよ、急げ!』『さあ、腕まくり』(幻冬舎)、『そろそろ大人のおいしい暮らし』(マガジンハウス)、『100円100品100文字レシピ』(文藝春秋)、『しゃばけごはん』(新潮社)など著書多数。新潮文庫「100文字レシピ」の全シリーズが、電子書籍になって好評配信中。

この記事はいかがでしたか?
この記事のキーワード
あなたのSNSでこの記事をシェア!