文=ヒャダイン / イラスト=大山功一

お伊勢参りでもやもや解消! パワーチャージでヒャダイン復活

リフレッシュにはお伊勢参り! 牡蠣、うどん、手羽先…伊勢グルメも満喫
ヒャダイン

今回ヒャダインさんが友人に誘われて訪れたのは伊勢神宮。日常を離れ、普段と違う体験ができる旅はリフレッシュ効果抜群。元祖パワースポットとも言われる伊勢神宮ならば、なおさらです! お伊勢参りでリフレッシュ&パワーチャージしたお話を披露します。

目次

弾丸伊勢参りを決めて朝6時に出発

なんだか心が晴れないときってありますよね。そう思ってこないだグアムまで行ったのですが、結果あまり晴れなかった。そんなことをグダグダと友達と飲みながら話していたら「今度の日曜日、日帰りでお伊勢さん行きません?」。ふむ、ナイスアイデアです。お伊勢さんと言えば先祖代々詣でていた超絶元祖パワースポット、なにか気分も変わるかもしれない。仲いい友達2人と一緒にいざ参らんお伊勢さん!

アーバンライナー

アーバンライナーかっこいー!

朝6時東京発の新幹線で名古屋、そしてお伊勢さんと言えば近鉄特急アーバンライナーでしょ! 本当はプラットホームにある「風来坊」の手羽先を買って食べながら行きたいところ朝が早くて開店しておらず、結果コンビニで天むすとひつまぶしを買って1時間半アーバンライナーです。窓が大きくて楽しいんだよなあアーバンライナー。ほどなくして伊勢市駅へ。バスに飛び乗りまずは外宮(げくう)前で降ります。外宮って内宮(ないくう)に比べて圧倒的に小さいけど趣があっていいんですよ。しっかりお参りしたら早々にバスで内宮へ向かいます。わけあって我々ちょっと急いでいるのです。内宮前のバス停に着いて、まだ早い時刻だというのに鬼混みの「おかげ横丁」を突っ切って曇天の内宮へと入っていくのですが、本当に不思議体験で鳥居をくぐったら空気が澄んだような、別世界に入り込んだような、まるで『千と千尋の神隠し』みたいな感覚なんですよ。別にスピっているわけではないのにそう感じます。凛とした空気の中、天照大御神(アマテラスオオミカミ)に手を合わせます。「今までの音楽生活、芸能生活ありがとうございました。とても楽しい思いをしております。今なんだか気分が晴れませんが、ぜひに見守ってやってください」的なことをお祈りして、ちょいと売店でお守りとか買おうかなと並んでいたら、なんということでしょう! あれだけ曇っていた空からなんと日の光が。これは天照大御神の祝福を受けた、と解釈してもいいよね? 愛されているよね? ばんざーい!

伊勢内宮で撮影

思わずサムズアップですわ

お参りの後は伊勢名物の牡蠣と酒に舌鼓

さあ。お参りは終了だ。しっかり想いも伝わった。お待たせしました我々ここからが本番です。これのために小走りしていたのです。そう。お酒じゃー! 適当に店に入るぞー! まず内宮抜けてすぐそばにある屋台みたいな店で牡蠣とビールで乾杯です。これが身がぶりんぶりんで最高。

伊勢で食べた牡蠣

伊勢志摩と言えば牡蠣と真珠ですよね

そして伊勢うどん。伊勢うどん、て、お伊勢参りした老いた母親でも安心して食べられるようにヤワヤワになったと言われるほどコシがないことで有名です。正直そこまで好きではなかったのですが、今回入ったお店がニューウェーブ系のうどん屋さんで本業は餃子らしく、餃子と伊勢うどんとビールをいただきました。これが、うまい! 確かにヤワヤワですがその分だし醤油の味を吸って美味美味。シン・伊勢うどんですわ。

伊勢のうどん

見るからにヤワ

日本酒飲み比べトーナメントを急遽開催!

牡蠣に餃子にうどんにと満腹になった我々は、ごきげんで鬼混みのおかげ横丁を闊歩(かっぽ)します。ああ楽しい。昔ながらの家屋をそのまま利用する町並みはとても趣があり酒屋さんもちらほらと。そんな中、酒屋さんに「飲み比べセットあります」という貼り紙を発見した我々は誰にも何も相談することなくまるであらかじめ予定があったかのように吸い込まれていきました。

全部三重の酒

全部三重の酒

1人3杯好きなお酒を選べるスタイルなんですね。3人で行ったので全員違う酒を注文することに。すなわち9種類の酒がどかんと目の前に並びます。それぞれ手元にスマホのメモ機能を立ち上げ、まず各自の一番左の酒をグイ! うまーい。そして10点満点で点数をつけます。採点が終わったらそれぞれが時計回りに席替えです。そして同じく一番左をグイ! うまーい! 採点をします。この大人の環状線ゲームを9回続けてすべてのお酒を試飲してそれぞれが最高得点のお酒を発表するのですが、面白いくらいに全員違う。互いの意見を肯定しあいながら楽しく酒宴は終了したってわけです。仲間って最高ですよね(ちなみに最下位は全員一緒でした)。

参拝後は名古屋で手羽先、あぁうまい…

気に入った酒のボトルと赤福餅を買って、またしてもアーバンライナーに乗って名古屋へ戻ります。ええ。手羽先が我々を待っているから。安心安定の「世界の山ちゃん」へ入ったのですが正直言って新宿の明治通りにもあるから名古屋じゃなくてもいいんだけどね。いや、きっと味が全然違うんだよ。本場で食うからいいんだよ。そんなエクスキューズをぶつぶつ言いながら「手羽先3人前で」。

世界の山ちゃんの手羽先

この粉がたまらんのです

ああおいしい。瞬殺でなくなる手羽先を2回ほど追加しておなかいっぱい。ふと気づいたらお伊勢参りする前の心のもやもやは吹っ飛んでいました。いやー、お伊勢参り効果すごいな。そりゃ江戸時代にみんな行くわ。結果うまいもの食べて飲みたかっただけじゃねえか、とは思うのですが、きっと江戸時代の人たちもこんな感じだったと思うんですよね。新幹線もアーバンライナーもないならなおさら嬉しくて飲んじゃうでしょうよ。ご先祖様と同じムーブをかましたら体が軽くなる、という日本人のDNAを感じた旅でもありました。みなさんもぜひ心が重いときはお伊勢さんへ。

新幹線の中のヒャダインさん

帰りの新幹線。なんかバチが当たりそうなオッサン

ヒャダイン

音楽クリエイター。1980年大阪府生まれ。本名 前山田健一。3歳でピアノを始め、音楽キャリアをスタート。京都大学卒業後、本格的な作家活動を開始。さまざまなアーティストに楽曲提供を行い、自身もタレントとして活動。「musicるTV」「久保みねヒャダこじらせナイト」「サウナを愛でたい」「おはよう朝日です」などテレビのレギュラー多数。

この記事はいかがでしたか?
この記事のキーワード
あなたのSNSでこの記事をシェア!