大雪予測時の「予防的通行止め」情報をNEXCO中日本が直接配信! 受信登録で冬のトラブル回避を
NEXCO中日本は、冬季の大雪が予測される際に高速道路で実施される可能性がある「予防的通行止め」について、最新情報を直接受け取れる配信サービスへの登録を呼びかけている。大雪が予測される際に事前に情報を入手できれば、運行計画の見直しや広域迂回など、安全確保につながる行動が取りやすくなるためだ。一般ドライバーはもちろん、物流事業者など幅広い利用者に向けて、サービスの活用を積極的に推奨している。
除雪能力を超える大雪時は「予防的通行止め」を実施
冬の高速道路では、降雪量が一気に増えるために除雪が追いつかず、スリップ事故や立ち往生のリスクが急上昇する。さらに、並行する国道などが先に通行止めになると、高速道路へ交通が集まり、渋滞や立ち往生につながるおそれも高まる。
そこで同社は、重大な事態を避けるために「予防的通行止め」を実施する可能性がある。これは、交通を一時的に止めて除雪作業を集中的に行い、長時間の立ち往生を防ぎ、できるだけ早く通行を確保するための措置だ。
予防的通行止めの可能性がある場合には、降雪の約3日前からiHighway 中日本
やNEXCO中日本公式SNS
などで注意喚起が始まる。冬季に高速道路を利用する際は、これらの情報を早めに確認し、移動計画を柔軟に見直すことが安全な走行につながる。
通行止め予測をメール配信、NEXCO3社の情報に対応
情報提供の範囲(画像=NEXCO中日本)
NEXCO中日本では、規制や通行止めの可能性を含む重要な道路情報を、希望者へメールやプッシュ通知で直接配信している。登録しておけば、自分で情報を探しに行かなくても最新の通行止め情報が届き、どの区間で、いつ規制の可能性があるのかを具体的に把握できる。これにより、出発時間の調整やルート変更など、安全のための判断を早めにできる。
同様の配信サービスは、NEXCO東日本やNEXCO西日本でもそれぞれ提供されており、各社の登録サイトから利用できる。
企業での活用を想定し、複数の部署や担当者が個別にアドレスを登録することも可能。また、サービスは冬季だけでなく、大雨や台風による通行止め予測も配信対象。年間を通して交通安全に役立つ情報源となっている。
冬のトラブル回避へ! 最新情報の確認と柔軟なルート変更を
大雪による立ち往生は、低体温症や燃料切れなど命に関わる危険を伴う。NEXCO中日本は、大雪が予測される際は不要不急の外出を控え、最新情報を確認したうえで移動するよう呼びかけている。また、運送業者や荷物を扱う企業には、気象予測の確認や広域迂回、運行計画の見直しなど、柔軟な対応を求めている。
個人ドライバーにとっても、メール受信登録をしておけば急な雪に備えられるのが利点。登録は、NEXCO中日本の公式ウェブサイト
から可能だ。また、大雪情報や道路情報を確認できるNEXCO各社のツール
が掲載されているウェブサイトも活用したい。
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