後席シートベルト 着用率が過去最高に達するも、一般道での後部座席の着用率は半数以下に
JAFと警察庁と合同で実施「シートベルト着用状況全国調査」の結果公表JAFは、警察庁と合同で実施した「シートベルト着用状況全国調査」を実施し、2025年2月14日にその結果を公表した。後席でのシートベルト着用率は一般道路で45.5%、高速道路で79.7%となり、過去最高だったが、運転席と助手席の着用率はそれぞれ99.2%、99.6%と高く、後席の着用率は依然として低いことがわかった。
後部座席の着用率は高速道路で約8割、一般道では半数に満たず
シートベルト着用率の推移
JAFと警察庁による「シートベルト着用状況全国調査」は、2024年10月7日から11月8日までの期間に全国885箇所で調査を実施した。それによると後部座席(以下、後席)のシートベルト着用率は一般道路で45.5%(前年比1.8ポイント増)、高速道路で79.7%(前年比1.0ポイント増)となり、一般道路・高速道路の両後席においては、2002年の調査開始以来、過去最高の数値を記録した。
運転席と助手席の着用率はそれぞれ一般道路で99.2%(前年同値)、高速道路で99.6%(前年同値)、助手席は95%を超える結果となった。
一方、後席でのシートベルト着用が2008年6月に義務化されてから15年以上経過しているが、依然として後席の着用率は他の座席と比べて低く、一般道路での着用率の低さが顕著だ。これは、後席でのシートベルト着用の重要性が十分に浸透していないことを示している。
JAFは、乗員の安全を確保するため、後部座席の乗員にも自発的にシートベルトを着用するよう、全席シートベルトの着用およびチャイルドシートの使用について、今後もさまざまな啓発活動を展開する予定だ。
後席シートベルトについて詳しくは、こちらのウェブサイトもチェック
この記事はいかがでしたか?
あなたのSNSでこの記事をシェア!
自動車交通トピックスの記事一覧
夜の京都鉄道博物館を貸し切り!SL転車台回転、通常非公開の車両見学も【JAFフェスティバル関西】
2025.10.31
【愛知県】名神高速・一宮IC〜一宮JCTがついに片側3車線(上下線6車線化)へ! 渋滞緩和と通過時間の短縮に期待大
2025.10.31
ジャパンモビリティショー2025 × キッザニア「職業体験の街」で、ここだけのスペシャル体験を
2025.10.30
【圏央道】坂東IC〜大栄JCTで夜間通行止めへ! う回ルートを解説
2025.10.30
オキナワモーターショー2025開催決定! 11月8・9日に入場無料のモーターイベント
2025.10.30
ランドクルーザーFJ、エルグランドなど新型モデルや世界初公開のコンセプトカーも登場!
2025.10.29
Japan Mobility Show2025でJAFは災害支援車両を初公開!
2025.10.29