高速道路の利用や長距離走行が増えるゴールデンウィークは、タイヤのトラブルに注意!

車で出かける前にはタイヤの点検を忘れずに

ゴールデンウィーク期間中の車の移動に際して、JAFは2023年の同期間中のロードサービス救援件数(確定値)を公開して、2024年4月26日(金)にドライバーへの注意喚起を行った。

目次

昨年のGWは、出動理由の約20%がタイヤ関連のトラブル

2023年のゴールデンウィーク期間中(4月29日から5月8日まで)にJAFが実施したロードサービスの件数は、全国で62,766件。出動理由のトップはバッテリー上がりで22,023件(構成比35.09%)。次いで多いのがタイヤのトラブルで12,654件(構成比20.16%)という結果だった。

2023年GWのJAFロードサービスの主な出動理由TOP10(四輪・二輪合計)

順位 故障内容 件数 構成比 %
1 過放電バッテリー 22,023 35.09
2 タイヤのパンク、バースト、エアー圧不⾜ 12,654 20.16
3 破損/劣化バッテリー 3,755 5.98
4 落輪・落込 3,681 5.86
5 キー閉じ込み 3,196 5.09
6 事故 2,422 3.86
7 燃料切れ 1,296 2.06
8 発電機/充電回路 855 1.36
9 ハンドルロック・キー作動機構 620 0.99
10 スタータモータ 572 0.91
その他合計 11,692 18.63
総合計 62,766 100.00
  • 対象期間:2023年4⽉29⽇(⼟)〜2023年5⽉8⽇(⽉)

ゴールデンウィーク期間中は、帰省や旅行のための高速道路などを利用した長距離走行の機会も増えることで、タイヤへの負担も増える。走行中のタイヤのパンクやバーストは、周囲を巻き込んで大きな事故に発展する可能性もあるため、出かける前にはヒビ割れや空気圧低下などの異常がないか、タイヤの点検を忘れずに。

タイヤの空気圧とヒビ割れなどの点検風景

ゴールデンウィークのお出かけ前には、空気圧低下やヒビ割れなどの異常がないかタイヤの点検を忘れずに実施しよう

JAF会員ならタイヤ貸し出しサービスも利用可能!

また、タイヤのバーストや側面が損傷してしまった場合は、その場での応急修理ができない。走行を続けるにはスペアタイヤなどに交換しなければならないが、近年はスペアタイヤを搭載していない車も増えている。JAFでは、こうした応急修理が不可能なトラブルに対応するため、JAF会員向けに各都道府県(一部地域を除く)でタイヤ貸し出しサービスを実施しているので、万が一のトラブルの際は救援要請時に確認してみよう。

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