自動車交通トピックス

3月に営業終了した
日本唯一のトレーラーバス
東京都・日の出町が
活用できる方に譲渡へ

2023.05.02

写真提供=日の出町

2023.05.02

写真提供=日の出町

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1年点検を受けると、だれにでもチャンス

東京都の武蔵五日市駅とつるつる温泉間を運行してきた、全国で唯一のトレーラーバス「青春号」。営業運転には非常にレアな「けん引2種免許」が必要で、蒸気機関車を連想させる外観から「機関車バス」とも呼ばれた青春号だが、車体の老朽化に伴って2023年3月に運行を終了 した。しかし、町内外から運行終了後の活用を望む声も多く、青春号を所有する日の出町はこのほど、事業や展示などに活用する方に譲渡すると発表した。

応募にあたっての条件は、下記の通り。

定期的にトレーラーバスを活用した事業を
最低3年間は行うなど
下記の条件を満たす方が応募可能

  • 定期的にトレーラーバスを活用した事業(活動)を、最低3年間は継続して行うこと(展示も活動に含む)
  • 最低買取価格以上の金額でトレーラーバスを買い取れる方(最低買取価格は30万円)
  • 分解や転売を行わないこと
  • 日の出町やつるつる温泉のイメージを損なうような事業(活用)に使用しないこと
  • 名義の変更、移動にかかる経費、保管場所やメンテナンスにかかる費用等を確保できること(町は引き渡し後の活用について、一切の補助を行わない)
  • 行っている事業(活動)について、ホームページやSNSなどで公に情報発信を行うこと

2023年3月に運行終了したトレーラーバスは2007年から運行されており、これまでの走行距離は約578,500km。同町によると、目視で確認できる主な老朽化個所は下記のとおりで、これ以外の不具合等があった場合に町は費用負担を行わず、修繕費は応募者の負担となるという。

  • ボディ全面に錆・腐食の穴あき箇所が複数あり
  • 運転席シートには擦れによる生地の破損あり
  • トラクタ部分の運転席側冷房が機能しない。暖房は問題なし
  • 客席シートは一部ガタつきあり。内装は経年による劣化がみられるが破損などはなし
  • 塗装は経年による色あせあり

3月で運行を終えた「青春号」。

3月で運行を終えた「青春号」。牽引車は全長6070×全幅2320×全高2590mm、セミトレーラーの客車は全長7960×全幅2490×全高3180mm。客車の定員は44名。

応募は5月19日までに、必要な書類を同町産業観光課へ直接持参するか、郵送またはメールで送付する。6月末までに審査を行い、7月末頃に引き渡しとなる予定。5月12日には応募対象者向けの見学会が行われる。見学希望者は5月11日17時までに同町産業観光課へ連絡を。

詳細は下記まで。

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