シンプルですっきりした暮らしを実現できる「無印良品」で見つけた！ カーライフを豊かにするグッズ4選

家の中はもちろん、車内やアウトドアでも大活躍の無印良品。よけいな装飾がほどこされておらず、「必要な機能だけを考えてみて」と語りかけてくれる商品ばかり。毎週のように通っていますが、毎回わくわくします。

わが家は夫婦と子ども３人の5人家族で、愛車は12年前に購入したコンパクトミニバンです。小回りが利いてとても運転しやすいのですが、３列目のシートまで使うと荷物スペースがほとんどなく、座席の間もウォークスルー仕様のため車内の収納も少なめな印象。

このように物理的な制約があるなか、どうすれば快適な車内空間がつくれるのかを本多さんにお聞きしました。

コロナ禍からずっと愛用しているのがこのケース。とくにティッシュ用というわけではないのですが、ファスナーが両開きのため紙の取り出し口をいい塩梅に開けることができます。大きく開くので中身の補充もしやすい。ベルトをヘッドレストのシャフトに通して、後部座席側に吊り下げています。

そしてなぜコロナ禍で使い始めたかというと、後ろに薄いポケットがついていて、マスクの定位置管理にぴったりだから。

当時は必須のマスク。つい忘れてしまっても、車内に何枚か置いておければ安心でした。今でも病院に行くときなど重宝しています。

ティッシュ以外にも、しっかりマチがあるのでおむつやお菓子、幼児用の靴入れにもよさそうです。この汎用性の高さ、名前で用途を限定しない懐の広さが無印良品!

このクッションのシリーズで、円形のものを家で使用しています。ふんわりモッチリした手触りがたまらなく、長距離ドライブのときは、その大きいクッションを車内に持ち込んで子どもの枕にすることも。でも、クルマに常駐させるとなると、こちらの「ミニ」の細長い形状がかさばらなくてよさそうです。

かなり柔らかいので、腰や背あてにも最適。ふんわり包み込むように姿勢をサポートしてくれます。家族で奪い合いになってしまうかも!

「ミニ」だけあって、ドアポケットなどにコンパクトに立てておけるハンディモップ。ケースに突っ込むだけでしまえて、引き出すだけで使える気軽さがまたよいのです。

すぐにホコリのたまるダッシュボードまわりをササっと拭えば、簡単にスッキリ。視界にホコリが入ってこないというだけで、車内の快適さはまったく変わってきます。

「なかなか掃除ができない」主な理由は、実は「ズボラだから」ではなく「道具がすぐに出せないから」です。サッと出せるところに掃除道具を置いておくだけで、きれいを保つのはぐっと簡単なことになります。マイクロファイバー部分を取り外して洗えるのも便利。ケースにも柄にも穴があるので、吊るし収納も可能です。

車内に限らず、家の中でもホコリのたまりやすい各所に置いておくと、家のキレイを保ちやすくなりますよ。

両側から押せば開く「ばね口」構造で、ファスナーを開ける手間なしのポーチ。ここに数枚の千円札や小銭を入れて、運転席からすぐ取れる場所に置いておくと便利です。料金所や施設駐車場などで現金が必要なときに、「バッグを後部座席に置いてしまった」「バッグの中から財布がなかなか出ない」などの焦り・もたつき防止対策になります。

このポーチのシリーズは、10.3×18.5cmの長いタイプ（M）もおすすめです。車内に置いておきたいサングラスや筆記具入れにぴったり。出し入れ手間なしでとてもラクに管理できます。

みなさんも、ご自身のクルマとドライブのニーズにぴったりな生活雑貨で、快適なカーライフをお過ごしください!

本多さおり

ほんだ・さおり 生活重視ラク優先の整理収納コンサルタント。オンライン収納相談室、暮らし快適片付け部主催。主な著書に『片付けたくなる部屋づくり』（ワニブックス）、『暮らしは今日も実験です』（大和書房）、近著は『無印良品と365日』（同）。Voicy「暮らしの茶飲みラジオ」やYoutube「暮らしがラクになる」などの発信活動も盛ん。ドライブが大好きで、車内の居心地のよさ追求にも余念がない。

▶︎YouTube／暮らしがラクになる（毎金18時）
▶︎instagram／本多さおり《生活重視ラク優先》整理収納コンサルタント