ルームランプを消し忘れてバッテリー上がり! JAFスマートフォンアプリで救援要請
クルマのトラブルがきっかけで生まれる、お客様とJAFロードサービス隊員との間の「ストーリー」。 JAF Mate Online編集部に寄せられたエピソードを毎月ご紹介。今月は、新車への乗り替えを控え、ガソリンを減らそうとしたのにエンジンがかからずJAFを呼んだケースをお届けします。
新車納車前にやってしまったルームランプの消し忘れ
まもなく新車に乗り替える予定だった大阪府の吉川さん。納車後は今のクルマを廃車にするつもりだったので、ガソリンを減らしておこうと思い駐車場へ。エンジンをかけようとしたら、乾いたセルモーターの音がするだけでかからない! ふと見上げるとルームランプがONになったままに。「しまった! 3日前にクルマを降りる際、手元を照らすために使ってそのままだった……」。スマホを取り出し、「JAFスマートフォンアプリ」でJAFに救援を要請した。
- 原因はバッテリー上がり。今後の予定を考慮して…
救援要請を受け、その日乗車していた多目的車で向かいました。現場の駐車場は奥まった場所ではありましたが、JAFスマートフォンアプリでの救援要請だったので、あらかじめ位置情報を確認することができ、また、近くに到着してからは吉川様と連絡を取り合いながら目印などを教えていただいたので、比較的すんなり合流することができました。
到着後、吉川様に改めてお話を伺うと、ルームランプを点けたままにしてしまったこと、もうすぐ新車が納車される予定ということでした。エンジンがかからない原因は、ルームランプの消し忘れによるバッテリー上がりでしたが、応急始動でエンジンはかかりました。しかし、バッテリーは電流、電圧の数値が低いことから、寿命を迎えている可能性が高く、交換したほうがいい状態ではありました。そのことをお伝えして吉川様のご希望を伺うと、「まもなく新車が納車されるので、交換はしないでそれまでの期間今のバッテリーでもたせたい」ということでしたので、またバッテリーが上がらないようにエンジンをかけたら十分に充電されるまではエンジンを切らないようにしたほうがいいことなどをお伝えしました。
また、新車に乗り替えるというお話がありましたので、新しいクルマはスペアタイヤが積載されていないこともあり、パンクなどのトラブルが発生したときはJAFでタイヤの貸し出しサービスも行っていることや、この時に使用した多目的車は二輪も積めることなどお話をしました。この時に奥様に家族会員に入会していただいたことも印象に残っています。(吉田裕貴隊員・大阪支部)
JAF RESCUE TRIVIA
バッテリー上がりの原因の多くはライト類の消し忘れ
現在の多くのクルマには、ヘッドライトの自動消灯機能が備わっていますが、ルームランプの自動消灯機能があるクルマは少数で、ハザードランプはその役割から自動消灯機能はありません。駐車場にクルマを止める際、ハザードランプを点滅させた場合は、降車するときに消えていることを確認しましょう。ハザードランプは前後に4か所、左右(サイドミラー)に2か所、メーター内に2か所の合計8か所を点滅させるため、消費電力が多くかかりバッテリーが上がりやすくなります。また、ルームランプを点けるのは普段とは違う行動をとるときです。そのため消し忘れしやすくバッテリー上がりの原因になることが多いのです。
電話以外でもJAFに救援要請できる!
JAFに救援要請する方法は電話以外に3つあります。「JAFスマートフォンアプリ」での要請、「Web」での要請、「FAX」での要請です。JAFスマートフォンアプリやWebからの救援要請では地図を使った位置情報の連携ができるため、故障車の場所をピンポイントでお伝えいただけます。また、チャットを使いコールセンターへ問い合わせができ、サービスカー出動後はサービスカーの現在地や到着時間を確認することもできます。悪天候時など電話での救援依頼が集中した場合にも便利です。
多目的車はどんなことができるサービスカー?
JAFでは2005年よりバイクもロードサービスの対象に加わりました。その際にバイクを搬送するための多目的車を導入しました。多目的車は荷台にバイクを積み込んで搬送するタイプとなります。また、レッカー車でもバイクを搬送できるようにするためにバイクアタッチメントの開発も行い、現在では多くのサービスカーがバイクも搬送できるようになっています。
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