バンコンの次なる本命!? 三菱デリカD:5ベースの車中泊カーが急浮上のキービジュアル
写真=大塚七恵 / 文=大森弘恵

小型キャンピングトレーラーが熱い! 牽引免許なしで楽しめる注目モデル5選

定番スタイルから近未来デザインまで、ジャパンキャンピングカーショー2026発の最新モデルを一挙紹介

車両総重量750kg以下であれば牽引(けんいん)免許なしで運転できると注目されている小型キャンピングトレーラー。

千葉・幕張メッセで開催された「ジャパンキャンピングカーショー2026」でも個性的な小型トレーラーが発表されました。

目次

牽引免許なしでも運転できて、現地では身軽にドライブOK

なかには軽自動車で牽引できるトレーラーもある

なかには軽自動車で牽引できるトレーラーもある

バンコンよりも広く、ゆったりした居住空間を確保できるのがキャンピングトレーラーの魅力です。普段使いの乗用車に加えてキャブコンを購入するくらいなら、本体が安価で、車検(2年ごと)や自動車税が低めのキャンピングトレーラーを狙うのもいい……そう考える人も多いのでは。

「キャンピングトレーラー=牽引免許が必要」なわけではありません。車両総重量750kg以下であれば牽引免許不要。今回は「ジャパンキャンピングカーショー2026」で見つけた、牽引免許なしでOKの小型キャンピングトレーラーをご紹介します。

小型トレーラーだけどベッドは広々

エアバン/AVT2037

エアバン/AVT2037(333万3000円)、4人就寝

インディアナ・RVが新しく紹介していたのは牽引免許不要のAVT2037。全長4880×全幅2170×全高2390mmのボディーに、燃料の入手が簡単なカセットガスコンロ、真夏でもしっかり冷やすDC12Vコンプレッサー冷蔵庫(外気温43℃まで対応)、シャワーなどを搭載。決して派手さはありませんが、すぐれた断熱性をもつXPSを床に45mm、天井と壁には30mm採用しており屋外の厳しい暑さ・寒さをやわらげてくれます。

後部には全長1980×全幅1200mmの常設ベッドを装備し、対面ソファを展開すれば同じく全長1980×全幅1200mmのベッドが生まれるので3〜4人の家族であればゆったり過ごせます。

まだオプションの設定が未定ですが、FFヒーターやソーラーパネルは予定しているとか。エアコンがどうなるのかも気になるところ。

重量745kg。トレーラーを引っ張るヘッド車は、できれば2倍以上の重量で、力強いクルマが必要です。

AVT外観

ブレーキは壊れにくい慣性ブレーキ。オプションでバックカメラの装備も可能だ

AVT車内

常設ベッドと展開したベッドは、ほぼ段差がなく家族みんなでゴロリ寝転がれる

AVTギャレー

エントランス脇にギャレーを設置。広いシンクが使いやすそう。容量80Lの冷蔵庫は、真夏でもよく冷えるコンプレッサー式

AVT換気扇

天井に網戸と換気扇を装備し、車内の熱気を素早く排出する。オプションでクーラーを設定できるかは未定

ブレーキは壊れにくい慣性ブレーキ。オプションでバックカメラの装備も可能だ

常設ベッドと展開したベッドは、ほぼ段差がなく家族みんなでゴロリ寝転がれる

エントランス脇にギャレーを設置。広いシンクが使いやすそう。容量80Lの冷蔵庫は、真夏でもよく冷えるコンプレッサー式

天井に網戸と換気扇を装備し、車内の熱気を素早く排出する。オプションでクーラーを設定できるかは未定

ジムニーでも牽引OK

ダイレクトカーズ/ノマドア

ダイレクトカーズ/ノマドア(269万円〜/展示車413万1000円)、3人就寝

総重量は発表されていませんが、ジムニーでも牽引OKとされているのがダイレクトカーズの新型キャンピングトレーラー、ノマドアです。

同時発表のキャブコン、KATANA(カタナ)のイメージを踏襲する直線的なデザインで、サイドには別売のボックスやタンクを取り付けられるなどギア感大。フロアには床埋め込みフックが取り付けられていて、バイクや自転車、荷物の固定OK。また、サイドのボードをおろせばひとり分のベッドに。気ままなソロ旅にぴったり。ポップアップルーフ(ベッドマット別売)とあわせて3人で就寝できるのでカップルや3人家族での利用も可能です。

全長3430×全幅1570×全高2560mmのコンパクトサイズですが、うれしいことに家庭用クーラーを搭載(オプション)しており、真夏の旅を快適に過ごせるようサポートしてくれます。

ノマドアバックドア

後部に大型の跳ね上げ式ドアを装備。自転車やバイクの積載がしやすく、また、多少の雨ならしのげるのが便利

ノマドア室外機

前方に室外機を配置。その下には電源システムを組み込んでいてメンテナンスしやすい

ノマドアヘッド

ジムニーでの牽引OKというから頼もしい

ノマドアギャレー

バーナーは今期のダイレクトカーズが発表する新モデルに採用されている取り外し可能モデル。バーナーの下に、スライドアウトする引き出し式テーブルが収まっており作業スペースを確保できる

ノマドアポップアップ

ポップアップルーフを上げれば圧迫感を低減。サイドのオーニングはオプションだ

ノマドア冷蔵庫

コンパクトながら冷蔵庫、シンク、ガスバーナーが横並びとなり、調理の動線はスムーズ

後部に大型の跳ね上げ式ドアを装備。自転車やバイクの積載がしやすく、また、多少の雨ならしのげるのが便利

前方に室外機を配置。その下には電源システムを組み込んでいてメンテナンスしやすい

ジムニーでの牽引OKというから頼もしい

バーナーは今期のダイレクトカーズが発表する新モデルに採用されている取り外し可能モデル。バーナーの下に、スライドアウトする引き出し式テーブルが収まっており作業スペースを確保できる

ポップアップルーフを上げれば圧迫感を低減。サイドのオーニングはオプションだ

コンパクトながら冷蔵庫、シンク、ガスバーナーが横並びとなり、調理の動線はスムーズ

近未来的な空間を持つトレーラー

ダイレクトカーズ/アキュラ360N

ダイレクトカーズ/アキュラ360N(438万円〜/展示車476万円)

プレス金型によるアルミ成形技術を用いることで乗用車レベルの車体構造設計を実現し、高い剛性と耐久性をもたせた新型トレーラーが登場。印象的な窓はスイッチ一つでスモーク切り替えができる。電動リアゲート、電動スタビライザージャッキなどデザインも機能も近未来的要素満載です。

全長4940×全幅2200×全高2250mmで重量は750kg。オプションでポータブルエアコンの搭載可能。

アキュラ室内

後部に冷蔵庫とシンク、ガスコンロをまとめたギャレーを搭載

アキュラシェル

乗用車レベルの車体構造設計。走行時の安定性と安全性を大幅に向上させている

標準でバックカメラ付きがうれしい

AtoZ/TAMA-T(タマト) TYPE-1

AtoZ/TAMA-T(タマト) TYPE-1(239万8000円〜/展示車297万円)、3人就寝

全長3510×全幅1530×全高1955mmのキュートなトレーラー。無線バックカメラを標準装備しているのでトレーラー初心者の不安を大きく低減してくれます。

うれしいのはエントランスもアクリル二重窓も網戸付きで、虫を気にせず風を通せること。こもりがちな生活臭ですが、空気の入れ換えをしやすいのはうれしいですね。

ちなみに、TYPE1はフロントエントランスですが、リアエントランスのTYPE2もあるそうです。

タマトギャレー

サブバッテリー105Ahと12Vの冷蔵庫(容量49L)、シンク(10L給排水)を標準装備。オプションで12Vクーラー、ソーラーパネル、リチウムイオンバッテリー200Ah、FFヒーターを選択可能

タマト室内

ポップアップを押し上げれば車内で立っても圧迫感なし。ベッドは全長1800×全幅1420mmで大人2人が寝られるスペース。ルーフベッドは全長1860×全幅970×全高530mmで大人1名または子供2名が横になれる

気軽に手に入る秘密基地

バンショップミカミ/コロ(カーゴ・POPUP)ポータブルシステム仕様

バンショップミカミ/コロ(カーゴ・POPUP)ポータブルシステム仕様(215万6000円〜/展示車349万581円)、2人就寝(二段ベッド使用時4人就寝)

車両総重量560kgでジムニーなど車両重量1000kg程度のクルマで牽引可能。

全長3395×全幅1475×全高1945mmのちっちゃなボディーにコンパクトなカウンターギャレーを搭載し、ポップアップルーフを押し上げれば室内高は最大1825mmとなり室内は思いのほか広々。ベッドサイズは全長1800mm×全幅1310mmで大人2人就寝ですが、ポップアップルーフを利用すれば全長1800×全幅1040mmのベッドが生まれ最大4人で眠れます。

コロ車内

オプションのポータブルクーラーを装備して快適空間を作り出せる


キャンピングトレーラーは高速道路の通行料や任意保険、そしてちょっとクセのある運転など注意が必要な面も。十分なパワーがあるヘッド車も不可欠です。

大森弘恵

おおもり・ひろえ フリーランスのライター、編集者。主なテーマはアウトドアと旅で、ときどきキャンピングカーと料理の記事も。身軽なソロキャンプ歴は約40年、愛車はヤマハ・WR250R

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