10月22日は「図鑑の日」|今日は何の日? くるま記念日
文=津島 孝/監修=一般社団法人日本記念日協会

世界的にも評価が高い日本が誇る書籍。知識の宝庫で想像力を育む「図鑑」に敬意を!

知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日

日本初の『植物図鑑』発行に由来し、図鑑の魅力と学びの力を広めるための記念日。図鑑は観察力や想像力を育む教材として多くの人々に影響を与えるが、近年は電子図鑑なども注目され、図鑑は新しい学習方法として進化を続けている。

10月22日は「図鑑の日」

1908(明治41)年10月22日、日本で初めて「図鑑」という名称が使われた書籍『植物図鑑』の初版が発行された。編集は東京博物学研究会、校訂は植物学者の牧野富太郎。この一冊が、その後の図鑑文化に大きな影響を与えた。ちなみに、牧野博士はNHK連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルとしても知られる。

日本の図鑑誕生に由来する記念日を制定したのは、子供向け歯科医院を運営する「医療法人元気が湧く」が開設した民間図書館「絵本と図鑑の親子ライブラリー」(ビブリオキッズ&ビブリオベイビー)。図鑑の持つ力をより多くの人に知ってもらい、誰もが図鑑に親しめる環境づくりを目指している。

図鑑の魅力は、言葉・絵・図形を通じて、目に見えるものを立体的に捉える力を育めること。単なる知識の集積ではなく、観察力や分析力を養う教材としても優れており、子供から大人まで想像力を刺激する知の入り口となる存在だ。ページをめくるたびに広がる知識の世界。この記念日には気に入った図鑑を手に取り、知る喜びと発見の楽しさを、改めて味わってほしい。
※一般社団法人日本記念日協会認定日

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動植物、鉱物、星座、歴史、文化など、あらゆる分野が揃う図鑑。自動車をはじめとする乗物図鑑も人気がある。近年はデジタル化が進み、電子図鑑が新しい学びのスタイルとして定着しつつある。検索機能や音声説明、動画などを活用でき、紙の図書とは異なる学習体験が楽しめる

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