性的少数者への理解を深める日。大切な人と自分らしく生きる勇気を応援しよう!
知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日性的少数者としての自分らしさを表現できずにいる人々が、大切な人に思いを伝えるきっかけにしてほしいと願う日。レインボーフラッグに象徴される多様性と尊重の精神を広め、誰もが安心して自分を語れる社会を目指そう!
10月11日は「カミングアウトデー」
NPO法人バブリングが制定した記念日。LGBTをはじめとする社会的マイノリティの人々、そして「ありのままの自分」を表現できずにいるすべての人々が、「大切な人と自分らしく生きていきたい」とカミングアウトするきっかけとなる日にすることを目的にしている。
日付は、1987(昭和62)年10月11日にアメリカ・ワシントンD.C.で開催された「ワシントンマーチ」に由来。この大規模なデモはLGBT活動団体の誕生を促す契機となり、10月11日は「National Coming Out Day」(国際カミングアウトデー)としてアメリカで広く認知されるようになった。また、NPO法人バブリングの設立日が2014年(平成26年)10月11日であることも日付の理由になっている。
LGBTとは、レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(性自認が出生時の性と異なる人)の頭文字をとった言葉で、「性的少数者」(セクシャル・マイノリティ)を指す総称。近年では、クィア(既存の枠にとらわれない性のあり方)やクエスチョニング(自身の性を模索中の人)などを含む「LGBTQ+」という表現も広く使われるようになり、より多様なセクシュアリティーへの理解が進んでいる。この記念日が、自分らしさを尊重し合える社会への一歩を踏み出すきっかけになってほしいと願う。
※一般社団法人日本記念日協会認定日
LGBTQ+の象徴として広く使われている「レインボーフラッグ」は、6色の虹色で構成され、各色は命、癒やし、太陽、自然、調和、精神といった意味を表している。LGBTQ+のプライドを表すだけでなく、アライ(LGBTQ+を支持する人々)の支援表明として、このフラッグが使われることもある