5月1日は「高血圧の日」|今日は何の日? くるま記念日
文=津島 孝/監修=一般社団法人日本記念日協会

注意しないと命に関わる病気に? 運転中は「血圧が上がりやすい」ことを忘れずに!

知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日

高血圧を放置すると、心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる病気を発症する危険がある。高血圧への理解を深め、定期的に血圧を測定することは重要だ。運転時は血圧が上がりやすいといわれているので、高血圧の人は運転前の体調管理にも気を付けよう。

5月17日は「高血圧の日」

高血圧の予防や管理の重要性を啓発することを目的に、特定非営利活動法人の日本高血圧学会と日本高血圧協会が制定。日付は世界高血圧連盟が定めた5月17日の「世界高血圧デー(World Hypertension Day)」に準じ、アメリカの高血圧啓蒙月間が5月であることを理由に選ばれた。
高血圧は「診察室血圧で140/90㎜Hg以上」と定義されている。「サイレント・キラー」と呼ばれるほど自覚症状は少ないが、放置しておくと動脈硬化が進行し、狭心症、心筋梗塞、脳出血、脳梗塞などの命に関わる病気を招くおそれがある。
2023(令和5)年の厚生労働省の「患者調査」によると、心疾患、脳血管障害、腎臓病などの高血圧性疾患の治療を受けている総患者数(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は1609万2000人。前回調査(2020年)に比べて98万1000人増加している。クルマを安全に運転するためにも体調管理は大切。血圧に不安があるときは、必ず医療機関を受診しよう。
※一般社団法人日本記念日協会認定日

運転中に体調が悪化する女性のイメージ

運転中は緊張やストレス、疲労などが原因で血圧が上昇しやすいといわれる。自転車や歩行者の飛び出しで危険な状況が発生すると、さらに血圧が上がってしまうこともあるだろう。自分の血圧を定期的に測定し、健康管理に努めることが大切だ
※写真はイメージ

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