3月7日は「消防記念日」|今日は何の日? くるま記念日
文=津島 孝

火災の鎮静から人命の救助まで、自らの手で火災や災害から地域を守る!

知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日

笠置シヅ子の「東京ブギウギ」が街に流れていた1948(昭和23)年、消防組織法が施行され、消防は警察から独立して自治体が管理する現在の組織になった。火災の鎮静はもちろん、救助、救命、防災など消防の仕事は多岐にわたる。

3月7日は「消防記念日」

1948年3月7日、それまで警察の一部だった消防が分離され、自治体が管理する今日の「自治体消防制度」へと移行した。消防記念日が設けられたのは、それから2年後の1950年のこと。広く消防関係職員および住民に「自らの地域を自らの手で火災その他の災害から守る」ことへの理解と認識を深めてもらうのが目的だった(総務省消防庁のWebサイトより)。この記念日は例年、春季全国火災予防運動(毎年3月1~7日)の最終日になっており、各地の消防本部などで啓発イベントや消防防災功労者に対する表彰など、さまざまな行事が行われる。

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消防訓練の様子

消防白書によると、2024年4月1日現在、全国には722消防本部、1,716消防署が設置されている。消防職員は16万8898人で、うち女性消防職員は6,705人。非常備の消防機関である「消防団」は全国に2,174(消防団員数は74万6681人)あり、すべての市町村に設置されている

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