3月2日は「ミニの日」|今日は何の日? くるま記念日
文=津島 孝

ミニといえば、あの愛くるしい人気車種。人はなぜ小さいものに魅了されるのか?

知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日

野球漫画の『ドカベン』で「小さな巨人」と呼ばれた里中智投手はたくましいが、一般に小さいものには「可愛い、弱い」などの形容が当てはまる。ミニカーやフィギュアに心躍るのは、弱いものを守りたいと願う、やさしい気持ちがあるからなのか?

3月2日は「ミニの日」

小さいものを愛(め)でよう!「 3(ミ)2(ニ)」の語呂合わせから、MINI(ミニ)の輸入元であるBMW Japanが制定した記念日。同様の語呂合わせで、3月2日はミニチュアの日、ミニブタの日、ミニーマウスの日でもある。ミニチュアやドールハウスのように小さく愛らしいものにひかれる理由は諸説あるが、現実世界とは異なる世界を構築できる、俯瞰(ふかん)的な視点で観察でき想像力が大きく膨らむ、対象を自由にコントロールできるなどが考えられるらしい。幼児などの小さく弱い者を守り、子孫をつなぐ保護本能に近い心理が影響しているのかもしれない。この記念日には、世にあふれる小さきものの魅力を注意深く考察してみたい。

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BMW MINIの外観写真

MINIは1959年に英国で誕生し、その愛らしい姿から日本でも人気車種になる。1994年にはMINIを販売していた英ローバー社を独BMWが買収。2001年に登場したBMW MINIはローバーMINIに比べて大きくパワフルに進化し、より実用的になった。毎年3月2日には、BMWでMINIの新型車発表や特別なキャンペーンなどが開催される(写真=ビー・エム・ダブリュー)

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