2月17日は「ガチャの日」|今日は何の日? くるま記念日
(写真=タカラトミーアーツ)
文=津島 孝/監修=一般社団法人日本記念日協会

いまや市場規模は1100億円超! 少年少女を夢中にさせたガチャは1965(昭和40)年に日本上陸

知っているとちょっと自慢できるクルマ関連の記念日

家族旅行で立ち寄ったドライブインの店先に置かれたガチャ。目当てのおもちゃを期待してハンドルを回したドキドキは、幼少期の特別な思い出だ。ガチャの歴史は高度経済成長期の1965(昭和40)年にさかのぼる。

2月17日は「ガチャの日」

年齢、性別を問わず幅広い人々に愛されている「ガチャ」の魅力を多くの人に知ってもらうことが目的の記念日。日本で初めてガチャマシンを設置した株式会社ペニイ商会(現:株式会社ペニイ)の創立記念日である1965(昭和40)年2月17日に由来し、同社が制定した。

ガチャとは、アメリカで生まれたおもちゃの自動販売機やカプセルトイのこと。10円を入れてハンドルを回すと、おもちゃが入ったカプセルが出てくる。当初は駄菓子屋や文房具店の店先に置かれ、子供たちの人気を集めた。株式会社ペニイの親会社である株式会社タカラトミーアーツは、ガチャの日本上陸60周年を受けてプロジェクトを始動。新ロゴや新コンセプトのもと、関連商品の発売などさまざまな展開を行っている。
※一般社団法人日本記念日協会認定日

店先に置かれた1965年頃のガチャマシンの風景

初期のガチャは10~20円が主流で、カプセルには自動車やロボットなどの形をしたプラスチック製のおもちゃが入っていた。製造元はアメリカなどの外国が多く、世界のおもちゃに出会えることから人気を集めたという。日本カプセルトイ協会によると、2023年度のカプセルトイの市場規模は製造元出荷ベースで約1150億円に上る(写真左=出典・タカラトミーアーツ、写真右=出典・アサヒグラフ)

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