ドイツ気分を満喫! 日本で楽しむクリスマスマーケット【東日本編】
2022年開催! 北海道・秋田・東京・神奈川・愛知のおすすめ5選クリスマスまでの約4週間、ヨーロッパ各地で開催される「クリスマスマーケット」。ドイツが起源とされる伝統的なイベントで、日本でも旅行会社がこぞって海外のクリスマスマーケットツアーを売り出すほどの人気です。街の広場にたくさんの人々が集い、屋台で飲食やショッピングをしながらクリスマスの準備を楽しみます。 近年は日本でも開催されるようになり、この冬も各所でその楽しみを味わうことができます。本特集では今年開催のなかから10か所を取り上げ、見どころをご紹介。今回は前編として【東日本編(5選)】をお届けします。
目次
クリスマスマーケットの楽しみ方~飲食編~
会場にはクリスマスマーケットならではのドリンクやグルメの屋台が並びます。未体験の方は本場ドイツ流の楽しみ方をおさえておきましょう!
- ※提供している飲食物は会場によって異なります。
★グリューワイン(ホットワイン)で温まる
★ソーセージなどのグルメを楽しむ
クリスマスマーケットの定番といえば「グリューワイン」。香辛料やシロップが入った温かいワインのことで、日本でも多くの会場で販売されています。飲んで温まってからマーケットを散策するのが本場流の楽しみ方。ソーセージやイチオシグルメなど、屋台グルメもご堪能あれ!
香辛料が効いた「グリューワイン」でポカポカに。(画像提供=㈱横浜赤レンガ)
ドイツソーセージもクリスマスマーケットの定番! (画像提供=森ビル)
★オリジナルマグカップも要チェック!
ドイツではグリューワインを各マーケット独自のマグカップに入れて提供。マグカップは持ち帰ることができ、コレクションする人も多いのだとか。日本でもその年ごとのマグカップを用意している会場があり、毎回どこも売り切れ御免の人気ぶりです!
「Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫」のマグカップ
「第21回 ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」のマグカップ
【西日本編】では「クリスマスマーケットの楽しみ方~ショッピング編~」をご紹介していますので、そちらもぜひご覧ください。(12月5日公開)
【北海道】札幌・ミュンヘン姉妹都市提携50周年記念 第21回 ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo
今年は50周年を記念した企画がいっぱい!
クリスマス雑貨やグリューワイン、シュトレン、ドイツのグルメや民芸品など、多彩なお店が並ぶクリスマス市。(写真は過去開催時)
ドイツ・ミュンヘン市と姉妹都市提携を結ぶ札幌市。クリスマス市は提携30周年の2002年からスタートしました。ミュンヘン市のクリスマスマーケットを再現した装飾や屋台が見どころで、各種ステージやドイツの文化体験ができるワークショップも開催。提携50周年にあたる今年は、記念企画や限定マグカップの販売など、クリスマスを盛り上げる催しが目白押し。周辺の「さっぽろホワイトイルミネーション」とあわせて、札幌の冬を満喫しましょう!
会場スタッフに聞いた注目ポイント
★ドイツ音楽などのステージイベント
★名物「トナカイのホットチョコレート」
土日を中心にシンボルオブジェ前でコンサートが開かれ、会場は大盛り上がり。(写真は過去開催時)
クリスマス市でしか味わえない名物メニューを楽しもう!
札幌・ミュンヘン姉妹都市提携50周年記念 第21回 ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo
開催期間:2022年11月22日(火)~12月25日(日)
開催場所:大通西2丁目(北海道札幌市中央区大通西2丁目)
入場料:無料 ※飲食・物販代は別途
詳しい情報は「第21回 ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」公式サイト
(画像提供=さっぽろホワイトイルミネーション実行委員会)
【秋田】クリスマスマーケット in 小坂2022
近代日本のクリスマス発祥の地・小坂で開催
小坂町のシンボル「小坂鉱山事務所」は土日のみライトアップ。ルネッサンス風の建物がより幻想的な雰囲気に。
明治期から大正期にかけて鉱産額日本一を誇った小坂町。明治6(1873)年、町に派遣されたドイツ人鉱山技師が近代日本で初めてクリスマスパーティーを催したという歴史から、小坂町は「近代日本のクリスマス発祥の地」とされています。12月に入ると歴史的観光スポットがライトアップされ、町はクリスマスムード一色に。今年のクリスマスマーケットは12月10日、17日の2日間限定開催。明治百年通りの一角に、ホットワインやソーセージ、クリスマスグッズなどの屋台が立ち並びます。
会場スタッフに聞いた注目ポイント
★イルミネーションに彩られる天使館周辺
★12月17日にはクリスマス花火も!
西洋風の外観が特徴的な天使館(旧聖園マリア園)。館内では歌や演奏などのミニステージを開催。
地元の方々によるマーケットのほか、今年は花火の打ち上げもあり!
クリスマスマーケット in 小坂2022
開催期間:2022年12月10日(土)、17日(土) ※イルミネーションは12月1日(木)~25日(日)
開催場所:小坂鉱山事務所、天使館周辺(小坂鉱山事務所:秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山字古館48-2)
入場料:無料 ※飲食・物販代は別途
詳しい情報は「小坂町」公式サイト
(画像提供=小坂町/写真は過去開催時)
【東京】六本木ヒルズ クリスマスマーケット 2022
けやき坂イルミネーションとセットで楽しみたい
最終日近くになると混みあうため、ゆっくり楽しむなら早めの時期がおすすめ。(写真は過去開催時)
六本木ヒルズのオープンスペースに、ドイツでは最大規模といわれるシュツットガルトのクリスマスマーケットを再現。けやき坂や毛利庭園のイルミネーションとともに、六本木のクリスマスを彩る人気イベントです。会場には厳選された8ショップが出店。お香人形(煙出し人形)やスパイスを使ったリースなど、見ているだけでワクワクするヨーロッパのクリスマス雑貨。ソーセージはもちろん、黒ビールで煮込んだドイツ風ビーフシチュー「グーラッシュ」もぜひ味わいたい一品です。
会場スタッフに聞いた注目ポイント
★世界的に有名なクリスマス用品店
★ヒルズ敷地内3か所にツリーが出現
日本ではなかなか出会えないドイツのクリスマスショップ「ケーテ・ウォルファルト」の商品は要チェック!
クリスマスツリーはマーケット会場そばのウェストウォーク(写真)と66プラザなどに登場。
六本木ヒルズ クリスマスマーケット 2022
開催期間:2022年11月26日(土)~12月25日(日)
開催場所:六本木ヒルズ内 大屋根プラザ(東京都港区六本木6ー10ー1)
入場料:無料 ※飲食・物販代は別途
詳しい情報は「六本木ヒルズ クリスマス 2022」公式サイト
(画像提供=森ビル)
【神奈川】Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫
本場っぽさが人気! “王道”を楽しむならここ!
12月19日以降の平日および期間中の土日の入場は有料・事前チケット購入が必要です。
歴史ある建造物「横浜赤レンガ倉庫」が醸し出すノスタルジックな趣と、その前に立ち並ぶドイツ製のヒュッテ(木の小屋)。本場さながらの雰囲気が漂うなか、本格ドイツ料理からグリューワイン、クリスマス雑貨、定番のオリジナルマグカップまで、伝統的な楽しみ方ができるクリスマスマーケット。12月6日(火)には休館中だった「横浜赤レンガ倉庫」がリニューアルオープンし、ショッピングの楽しみも倍増! クリスマスのお出かけにぴったりです。
会場スタッフに聞いた注目ポイント
★ドイツ製のヒュッテ&クリスマスオブジェ
★生木のクリスマスツリー
ヒュッテ(木の小屋)の屋根に飾られたサンタやトナカイの人形も本場ドイツのもの。
会場のシンボルは高さ約10mのもみの木のツリー。建物をバックにフォトジェニックなたたずまい。
Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫
開催期間:2022年11月25日(金)~12月25日(日)
開催場所:横浜赤レンガ倉庫イベント広場、赤レンガパーク(神奈川県横浜市中区新港1-1)
入場料:無料日・有料日(500円)あり
※飲食・物販代は別途 ※小学生以下は無料(保護者同伴に限る) ※有料日は事前チケット購入・オンライン決済が必要
詳しい情報は「Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫」特設サイト
(画像提供=㈱横浜赤レンガ/写真は過去開催時)
【愛知】ラグーナ イルミネーション「光のラグーン」
テーマパークのきらめくイルミネーションに包まれて
クリスマスマーケット会場でラグナシアの人気キャラクターに会えるかも⁉
テーマパーク「ラグナシア」で開催される冬季イベント「光のラグーン」。パーク内で展開する色とりどりのイルミネーションやマッピングショーが、訪れた人を非日常の“光の世界”へと誘(いざな)います。その一角に登場するクリスマスマーケットも、オレンジ色のやさしい光に包まれ、クリスマスムード満点。ワゴン店舗ではクロワッサンスコーンやホットワイン、クリスマス雑貨を販売。家族で楽しめるツリーやキャンドルの手作り体験も人気です。
会場スタッフに聞いた注目ポイント
★昨年も大人気「ホットチョコレート」
★お土産にぴったり「チョコリーフパイ」
生クリームたっぷり! 冬にぴったりのあったかドリンク「ホットチョコレート」
ラグナシアのキャラクターがパッケージに描かれた、クリスマス限定「チョコリーフパイ」
ラグーナ イルミネーション「光のラグーン」
開催期間:2022年11月5日(土)~2023年2月28日(火)
※2023年1月11日(水)~2月16日(木)の水・木曜休園
※クリスマスマーケットの開催期間は、2022年11月5日(土)~2023年1月9日(月・祝)
開催場所:ラグーナテンボス・ラグナシア園内(愛知県蒲郡市海陽町2-3)
入場料:ラグナシア入園料が必要 ※飲食・物販代は別途
詳しい情報はラグーナ イルミネーション「光のラグーン」公式サイト
(画像提供=ラグーナテンボス)
ご紹介したクリスマスマーケットは、いずれも屋外イベントなので寒さ対策をお忘れなく。
今年の冬の思い出作りは、ぜひクリスマスマーケットにて♪
ドイツ気分を満喫! 日本で楽しむクリスマスマーケット【西日本編】もぜひご覧ください。
- ※記事内の会場写真は過去開催時のものです。
- ※お出かけの際は、ソーシャルディスタンスの確保やマスクの着用、手洗いや消毒などのご協力をお願いします。
- ※新型コロナウイルス感染拡大状況等により、イベント内容や営業状況が変更となる場合があります。詳しくは各会場の公式サイトにてご確認ください。
- ※飲酒運転および未成年者の飲酒は法律で禁止されています。
- ※掲載内容は2022年11月24日現在の内容です。