イラスト=浜野 史

1月のテーマトーク:お年玉【2】

読者の皆さんからのおたより・投稿をご紹介!

読者の皆さんからのおたより・投稿をご紹介している「おたより王国」。 1月のテーマは「お年玉」です。 子供の頃にお年玉をもらったときのうれしかったこと、今でもよく覚えているエピソード、大人になってお年玉を渡す立場になって気が付いたこと、自分へのお年玉として自分で好きなものを購入していること、大人になってからももらっているお年玉についてなど、さまざまな切り口の「お年玉」の投稿が寄せられました。

1月のテーマトーク:お年玉

お年玉で車を購入


私にとって、物心ついた頃からお年玉の大半は貯金するものでした。三が日が明けたら、両親と一緒に郵便局に預けに行き、毎年増えていく通帳の金額を見るのが楽しみにもなっていました。

そんな私が大学生になり、自動車免許を取得後、車を購入することに。購入資金は、これまで貯金してきたお年玉です。「コツコツと貯めてきてよかったぁ」と思ったのと同時に、貯金額がガクッと減り、ガッカリした気持ちにもなりました。でも、購入した車に乗ると楽しくて、お金では買えない時間を過ごせたと思うので、我ながらいいお年玉の使い方をしたと思っています。

岐阜県・うりっすんさん

子供たちからのお年玉


私は子供たちからお年玉をもらっています。もらった後、すぐには使わず、次の年のお年玉をもらうまでの1年間大切にぽち袋に入れたまま、子供たちの健康と幸せを祈って、お守り代わりに大切に保管しています。

今年は、去年もらったお年玉で、ヘアードライヤーとヘアーアイロンを買いました。自分のお金で買ったものより、ずっと大事に使っているように思います。

山梨県・みちこさん

お年玉での償い


お年玉をもらえる日をとても楽しみにしていた小学生の頃、ある年の大晦日(おおみそか)に、妹と二段ベッドからモノを投げて、キャッチするという遊びを始めた数分後のことです。「ガッシャーン!!」、窓ガラスを割ってしまったのです。二人で親に謝りに行き、お年玉の一部でガラス代を弁償することになりました。誰もけがをしなくてよかった、でも、心の中はチクチク痛み、けがをしたような気持ちになってしまいました。

今では、お年玉を渡す立場になりましたが、子供たちがちょっぴりお金持ちになったような気分を味わうお正月です。今度お年玉を渡す子供たちに会ったときには、「気を付けてね、私みたいにお年玉で弁償することにならないようにね」と教えておきたいです。

宮崎県・まりりんさん

父から預かったお年玉


私は、父からもらったお年玉やお祝いのお金を、いつからか使わず預金してきました。父からもらったぽち袋の数が20を少し超えた年に、父は天国に旅立ちました。その年が終わり、新年を迎え、ぽち袋を眺めながら、これらをどうしようかと考えました。

そして、遊びに来ていた小学生の姪(めい)が帰るとき、ぽち袋2つのお年玉を渡しました。一つは私から、そしてもう一つは私の父からのお年玉です。姪には、「あなたが大人になるまでのお年玉を、おじいちゃんから預かってるからね」と伝えました。姪は泣いて笑って、とても喜んでくれました。「それでいいよね、パパ」。天国の父も喜んでくれていると思っています。

兵庫県・うほちゃんさん

OH! MY PET 〜うちのペット自慢〜

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犬の写真

鹿児島県・福元さんのおうちのルナちゃん。ミニチュアダックスフンドの2歳の女の子です。
人が好きで、触ってほしくて愛嬌(あいきょう)をふりまきます。また、ふかふかな毛布や布団の上で寝るのが大好きなので、今頃おうちの中でぬくぬく毛布にくるまれているかな?

本連載への投稿は、2月15日が最終締め切りとなります。たくさんの投稿、ありがとうございました。

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