1月のテーマトーク:お年玉【1】
読者の皆さんからのおたより・投稿をご紹介!読者の皆さんからのおたより・投稿をご紹介している「おたより王国」。 1月のテーマは「お年玉」です。 子供の頃にお年玉をもらったときのうれしかったこと、今でもよく覚えているエピソード、大人になってお年玉を渡す立場になって気が付いたこと、自分へのお年玉として自分で好きなものを購入していること、大人になってからももらっているお年玉についてなど、さまざまな切り口の「お年玉」の投稿が寄せられました。
1月のテーマトーク:お年玉
自分でつかみとるお年玉
息子と娘がまだ幼い頃、兄の子供たちも同年代でしたので、お正月には子供たち4人は、実家で行われるお年玉争奪戦で大盛り上がりでした。
何がそんなに盛り上がるのかと言いますと、私の母が1年間、小銭を大きな海苔の空き瓶に貯(た)めてくれていて、それを子供たちが小さな手でつかみ取るのです。欲張ってたくさん小銭をつかむと瓶から手が抜けないし、1円ばかりつかんでも手にできる額はちょっぴりというところが、なかなかスリリングなのです。小銭がなくなるまで、代わる代わる争奪戦が続きました。
そして、子供たちはそれぞれ部屋の隅に行って自分でつかんだお年玉の額を数えるのですが、「今年は少なかった!」などと叫んで、これまた大騒ぎ。お札でお年玉をもらうよりも少額なはずなのに、母にとっても孫にとっても楽しい時間でした。とても懐かしいお年玉の思い出です。
三重県・メタボさん
びっくりなお年玉
去年のお正月のことです。その春に大学を卒業後、社会人になる予定の姪(めい)が遊びに来ました。「学生生活最後のお正月だから、お年玉も最後だね」と言いながら、叔父である私から姪にお年玉を渡しました。そして、姪からすると祖父にあたる私の父が板チョコサイズほどの紙袋を、姪へ渡しました。そして、父からはひと言、「これで好きな車を買いなさい」。
その時、姪は免許取得のために自動車教習所へ通い始めたばかり。まさかの高額のお年玉に、姪は驚きのあまり「ひー!!」と叫んでしまったほどでした。
その後、姪は無事に運転免許を所得し、自分好みの車を購入、元気に職場に通勤しています。それにしてもわが父! かっこいいぞ!
福岡県・astraさん
ご近所さんとの恒例行事
1月3日に開催される、近所のスーパーの新春特売企画。私は真冬の寒い中、朝6時から並んで商品を購入しています。今年も、その次の年もと何年か続けて並んでいると、毎年同じ顔ぶれだということに気が付きました。
近所の住民と思われる人たちと、一年に一度、その時にだけ顔を合わせるのですが、今年も元気だったと、なかば確認の行事ともなっています。いつしかスーパーの特売企画で売り出す商品よりも、ご近所さんと顔を合わせるのが楽しみになっている、お年玉のようなお正月の恒例行事です。
群馬県・岡さん
感謝の気持ちのお年玉
私が小学1年生のときだったと思います。自宅から100mほどの所にある同じ名字のお店宛ての年賀状が、我が家に間違って配達されました。母に頼まれ、私がそのお店に届けることに。父のお使いで行くこともあったお店なので、気安く引き受けました。
ところが、行ってみるとお店はお休み。手にした年賀状は持ち帰ろうか悩みましたが、お店の隣の少し奥に家の玄関があるのがわかりました。勇気を出して、玄関で声をかけました。年賀状を渡すと、「ちょっと待ってね」と言われ数分後、差し出されたのはぽち袋でした。中には100円玉が3枚、私にとっては思いがけないお年玉でした。とてもうれしかったことを、今でもよく覚えています。
三重県・堀さん
OH! MY PET 〜うちのペット自慢〜
あなたのおうちの「自慢のペット」は当コーナーへ!
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山形県・なしがすきさんのおうちのぱんちゃんは、梨やお芋が大好き! ダイエットを兼ねて一緒に外に出ますが、まったく歩かないので(笑)、飼い主にとってちょうどよいお散歩になっているそうです。
本連載への投稿は、2月15日が最終締め切りとなります。たくさんの投稿、ありがとうございました。