テーマトーク:秋の味覚【3】
イラスト=浜野 史

イラスト=浜野 史
JAF Mate Onlineでは読者の皆さんからのおたより・投稿をご紹介しています! 今回のテーマは「秋の味覚」。家族や親戚から届く絶品の味、秋ならではのおいしい食べもの、地元の名産品、子供の頃の思い出など、さまざまな切り口の「秋の味覚」が寄せられました。
テーマトーク:秋の味覚
おやつは自然の恵み
子供の頃、私の家におやつは常備されていませんでした。そのため、私は遊びのなかでおやつを調達していました。
秋は特においしい自然の恵みが多くあります。私はアケビが一番おいしいと思っていました。食べ頃になると鳥と取り合いになるのです。種がたくさんあり少し食べづらいのですが、とろっと甘いのがたまりません。
次は、柴栗(しばぐり=山栗)でしょうか。お店に売っている栗よりも小さいですが、味は同じだと思います。これを生で食べるのですが、コリッとして甘みがありおいしいです。
そして、おなかを十分満たしたいときは柿です。柿の木は折れやすいので木には登らずに、棒を使って自分で好きなだけ採って食べていました。
最近ではコーヒーとまんじゅうやお団子がおやつの定番になっていますが、今でも山や里山を歩くときには、何かないかと、キョロキョロと自然の恵みを探してしまいます。
大分県・塚本さん
地元の名産品
私の地元、岐阜県中津川市は栗が有名で、栗を使ったさまざまなお菓子があります。なかでも「栗きんとん」が絶品! 小さな頃から大好きなお菓子です。
そんな私と結婚をすることになった相手は岐阜県の八百津(やおつ)町出身の人です。結婚するまで知らなかったのですが、なんと、こちらの地域でも「栗きんとん」が有名なのです。
秋になると、私は2つの地域の栗きんとんを楽しむことにしています。どちらの栗きんとんもとてもおいしくて、いただくと幸せな気持ちになります。
岐阜県・うりっすんさん