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テーマトーク:憧れの○○【4】

2022.05.31

イラスト=浜野 史

2022.05.31

イラスト=浜野 史

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JAF Mate Onlineでも読者の皆さんからのおたより・投稿をご紹介していきます! 今回のテーマは「憧れの◯◯」。子供の頃からずっと抱いてきた夢、実現していきたい目標、自分にとっての憧れの存在、大人気のためなかなか口にすることができなかったグルメなど、さまざまな切り口の「憧れ」が寄せられました。

夢のペルー旅行で四苦八苦

5年前に行ったペルー旅行は、ほろ苦くて忘れがたい思い出です。

ナスカの地上絵をずっと見たいと憧れを抱いていました。ところが、地上絵を見るために乗ったセスナ機が左右に激しく揺れて、私は顔面蒼白(そうはく)、心臓はバクバク。そんな状態では、ナスカの地上絵をじっくり観賞する余裕などありませんでした。

マチュピチュ遺跡への道中も苦難が待ち構えていました。マチュピチュ遺跡へ向かうには列車に乗る必要があったのですが、前日「鉄道会社のストライキで断念せざるをえない」と伝えられ、せっかくここまで来たのに……と思う事態に。翌日、運良く列車に乗車できて、憧れのマチュピチュ遺跡へ行くことができたので、ひと安心でした。

ただ、苦難は続きました。帰路の列車は6時間ほど待ちぼうけ。やっと列車に乗車して、発車できたのは真夜中で、その後バスに乗り継いで山を越え、ホテルに到着したのは翌朝の夜明け前でした。安堵(あんど)感、満足感、さまざまな感情を抱いたことを今でもよく覚えています。

長崎県・相川さん

憧れの背筋

年齢相応に体の衰えを感じるようになってしまった昨今、私の憧れは“ピンと伸びた背筋”をした方です。私の89歳になる伯父はいつも姿勢がピンとしています。広い畑を借りていて、夏はスイカ、冬は大きな白菜を育てて、収穫後に届けてくれます。また、マレットゴルフで優勝して、地元の新聞に掲載されたほどの腕前です。

実は伯父は40歳代から大病を数回経験しているのですが、克服し、力強く「生きていけるから大丈夫だ」と言っています。伯父によると健康の秘訣は、骨を丈夫に保つことだそうで、よく体を動かして、伯父自身が好きということもありますが、毎日必ず牛乳をコップ2杯飲み、豆腐も1丁食べていると聞いています。私も伯父にあやかり、健康な体作りを心がけていきたいです。

東京都・大村さん

今も同じ髪型

小学校の高学年くらいまで、私の髪型はサザエさんに登場するワカメちゃんのような髪型でした。横は耳が見えて、前髪は眉上3cm、後ろは刈り上げ。なぜその髪型なのかというと、私の好みはさておき、いつも母が決めてしまったためでした。

仲の良い友達は、背中まである長い髪。毎日、母親にかわいく結んでもらい、すてきな髪飾りをつけている姿が子供心にとてもうらやましかったです。私も本当は髪の毛を伸ばしたいと思っていましたが、なかなか親に言い出せませんでした。

ある日、タンスの中に浴衣に使う、子供用の兵児帯(へこおび)を見つけました。試しに兵児帯を頭に巻いてみたら、帯が腰のあたりまでふわ~っと垂れ下がり、憧れの長い髪になった気分に。私はうれしくなって、一人で部屋中を喜びいっぱいに踊っていたのですが、そこにちょうど母が帰宅。私が踊っている姿を見て、「この子は熱があるんじゃないか?」と大変心配をさせてしまったこともありました。

40年以上たった今、あれだけ長い髪に憧れていた私なのに、美容院では必ず「後ろは刈り上げてください」とお願いして、子供の頃と同じ髪型に。不思議ですね。

神奈川県・森田さん

憧れのミニマリスト生活

私の憧れは何と言っても「ミニマリスト生活」です。以前は自宅で結婚式やお葬式を行っていたので、その際に使用するお皿や茶わん、布団や座布団などが押し入れにたくさん残っています。また、昭和一桁生まれで物不足を経験した私の母は、着なくなった衣服を捨てられず、たんすや段ボール箱に残したまま。そして、50年以上前に亡くなった父が使っていた農具、その他にも母が使い残した農業資材や農機具もありました。

私はこれらを、これから10年くらいかけて断捨離しようと思っています。まずやることは、使ってくれそうな人を探して譲る、リサイクルショップに売る、不要なものは処分するなど、思い切った断捨離です。10年後には身軽になったミニマリストの私がいるはず。

でもまずは、私自身の本や雑誌を処分するところから始めなければ。時間がかかりそうですが、「千里の道も一歩から」。コツコツと気長に片付けていこうと思います。

三重県・遠藤さん

本出版に向かって

私の密かな夢は、「本」を出すことです。

私は、4年前に難病に指定されている病気になりました。病気がわかったときは、不安で気持ちが不安定になって落ち込んだり、「なんで私が……」と、いろいろと考えてしまったりしました。

退院後、今は自宅で車椅子での生活を送っています。入院中に経験したこと、人の支えや温かさ、本を読んで元気をもらった言葉などを、形として残したいと少しずつ書きためています。自己満足ですが本を出す憧れを、日々励みにしています。

山形県・菅野さん

写真ギャラリー

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埼玉県の西井さんが見つけた、長野県霧ケ峰高原の車山付近にある、ビーグル犬にそっくりな岩。確かに横顔のようでとってもかわいい! こんなに親しみやすい岩に、初めて出会いましたとのことでした。

犬に見える岩

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