おたより王国

テーマトーク:憧れの○○【2】

2022.05.21

イラスト=浜野 史

2022.05.21

イラスト=浜野 史

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JAF Mate Onlineでも読者の皆さんからのおたより・投稿をご紹介していきます! 今回のテーマは「憧れの◯◯」。子供の頃からずっと抱いてきた夢、実現していきたい目標、自分にとっての憧れの存在、大人気のためなかなか口にすることができなかったグルメなど、さまざまな切り口の「憧れ」が寄せられました。

10年目に念願達成

初めてマラソン大会に出場してから、昨年で10年がたちました。数年前からは、市民ランナーの憧れであるフルマラソンでのサブフォー(4時間未満で完走すること)を目指していましたが、あるレース中に膝(ひざ)を故障し、達成できずにいました。

ある日、ラジオのアナウンサーが「体重が1kg増えたらマラソンタイムが15秒遅くなった」と話しているのを聞き、減量を決意。サブフォーの達成のために、体重を64㎏から59㎏に落とすことにしました。それからは間食や週末の晩酌をやめて、例年以上に走る練習をしました。

結果、体重は59kg台に。昨年のフルマラソン大会では、3時間59分台とギリギリでしたがサブフォーを達成することができました! コロナ禍ということで1年ぶりの大会だったのですが、参加できて、膝の痛みを忘れるほど充実した大会となりました。目標を達成したその晩は、6か月ぶりにビールで祝杯をあげ、その味は格別でした。

富山県・村本さん

永遠に憧れの車

かつてトヨタクラウンのCMのキャッチコピーに、「いつかはクラウン」というものがありました。私にとっては「いつかはソアラ」でした。約40年前に発売されたソアラは、デジタルメーターや音声アナウンスなど未来を想像させる車の装備が満載でした。当時学生だった私は、「いつかはソアラに乗りたいなぁ」と憧れを抱いていました。

その後、私は38年間の教員生活を終え、昨年春に退職。教員時代はカムリやプリウスなどトヨタ車を乗り継いできましたが、現在に至るまで結局、ソアラを購入することはありませんでした。ただ、ソアラ発売当時のあの衝撃は、今でも鮮明に思い出されます。そして私には永遠に「憧れのソアラ」という存在であり続けています。

新潟県・外山さん

紅白歌合戦の舞台

数年前の大みそか、僕の友人が紅白歌合戦に出場しました。演歌歌手の三山ひろしさんたちと一緒に、けん玉のギネス記録に挑戦するためでした。

僕もけん玉をしており、友人の姿を見て、自分もけん玉で紅白の舞台に立ちたいと憧れを持つようになりました。

その後は、数々のけん玉大会に出場したり、多くの人とけん玉でのつながりを増やすなどしました。その努力のかいもあってか、2年後の大みそかにNHKホールのステージでけん玉を披露。友人と同じ、紅白出場の夢を果たすことができました。

何千万人と言われる視聴者の前で披露するけん玉。実際にその数の人々を目にしたわけではないですが、人生最大の緊張を経験しました。でも、自分にとっては、大変貴重な経験になったと思っています。

兵庫県・南さん

奇跡の一瞬

私が大好きなロックユニット「B'z」のライブに行ったときのことです。

ライブ終盤に、B'zのメンバー二人がステージから降りて、アリーナ席の周りを通って、再びステージに戻るという演出がありました。通路近くの席にいた私は、近くに来るかと思うと、興奮のあまり飛びそうになる意識を必死に保っていました。そこへあの稲葉さんが! あの憧れの稲葉さんが、わずか3mぐらい先にやって来たのです! 私は、気持ちを抑えきれず、思わず稲葉さんさながらに「稲葉さぁぁぁ~ん!」と腹の底からシャウトしました。わずか1~2秒ほどの出来事でしたが、夢のような体験でした。

後日、発売されたこのライブのBlu-rayを入手し、ライブの感動をもう一度……と映像を見ていると、そのときの自分の叫び声が鮮明に記録されていたのには我ながら驚愕(きょうがく)しましたが、憧れの稲葉さんと共有できた奇跡の一瞬に感謝しています。

山梨県・千野さん

念願のダイヤモンド

ずっと欲しかったダイヤモンドのネックレス。昨年、思い切って「自分へのご褒美」として購入しました。

私が初めてダイヤモンドを見たのは、幼稚園に通っていた頃でした。親戚のお姉さんが着けていた、ダイヤモンドの指輪があまりにもきれいで、子供ながら「いつかは私も着けてみたい」と思っていました。それから数十年がたったある日、いろいろと探し悩みぬいて念願のダイヤモンドのネックレスを購入。手に入れたダイヤモンドは、眺めているだけで幸せな気持ちになりとても癒やされます。そのダイヤモンドを身に着けていると、なんだか特別なパワーが得られるようで背筋が伸び、気分も上がります。

ただ、特別な物なので落としてなくしてしまったらと気になり、身に着けて外出することができません。これでは何のために買ったのか……と家族にも呆れられていますが、毎日自宅でダイヤモンドを眺めるのが、ささやかな私の楽しみです。

沖縄県・新岡さん

写真ギャラリー

旅先やドライブ先で見つけた「おいしいもの」「おもしろいもの」「感動したもの」「びっくりしたもの」は当コーナーへ!
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埼玉県の藤森さんが発見した、自宅近くの消火栓と、その横に描かれた絵。「なんと! 我が家の近所にバンクシーの新作が」と、最初に見たときはびっくりしてしまったとか。でも、バンクシーではなさそうですね。

消火栓と消火栓の近くに描かれた絵

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