長時間運転で固まった腰の筋肉をほぐすヒップローテーション
運転疲れに効く簡単エクササイズ藤田英継
腰の筋肉を伸ばして腰痛予防&改善!
運転中は、同じ姿勢で運転席に長時間座っているため、運転後もそのままにしておくと筋肉が固まり腰痛を発症しやすくなります。腰痛予防のために隙間時間でできるストレッチやエクササイズをご紹介します。
腰を捻(ひね)って筋肉をじっくりストレッチ
運転中、シートにもたれたままだと、背中から腰の背骨に沿った筋肉が固まってしまいます。この部分は腰痛の症状が出やすい場所。背中から腰の筋肉である脊柱起立筋や腰方形筋あたりの筋肉に捻りの動きを加え、ストレッチをかけていきましょう。運転後、自宅や宿泊先など広いスペースを確保できる場所で整理体操として行ってください。
ヒップローテーション
フラットな床に仰向けに寝ます。両手は真っすぐ下ろした位置から30度程度外側に開き、手のひらを下にして床につけます。
両膝を立て、左脚を右脚に乗せるように組みます。
組んだ両脚を右に倒し、腰まわりに伸びを感じるようにストレッチします。
次に、同様に両脚を左側に倒し、この動きを左右交互に行います。
背骨を軸に捻り、骨盤から動かすのがポイントです。捻ったときに肩が床から浮かないように注意して行ってください。
左右に10回ずつ動かしたら、足を組み替えて同様に行います。
- ※腰に痛みや違和感のある方はお控えください。
藤田英継
ふじた・ひでつぐ トレーナー。表参道のパーソナルトレーニングジム、evergreen代表。東京大学大学院で身体運動科学を学び、トレーニングと脂肪や糖質の代謝、遺伝子、ホルモン、細胞レベルでのカラダ作りのエキスパートとして活動する。これまでに延べ1万人以上のセッションを経験。
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