運転時間の長いドライバーの方必見! 上半身の筋肉刺激で代謝アップを促すウォールプッシュアップ
運転疲れに効く簡単エクササイズ藤田英継
運転による筋肉の衰えをエクササイズでストップ
運転中はシートに体を預けて座りっぱなしのため、ほとんどの筋肉が活動していません。
筋肉は使われないとどんどん衰え、筋肉が衰えると食事から摂取したエネルギーも消費されません。すると、体脂肪が増えたり血糖値が上がるなど、生活習慣病の原因につながります。
今月は筋肉に負荷をかけ、代謝アップして体質改善に導くエクササイズをご紹介していきます。特に、運転時間の長い職業ドライバーの方々には効果的です。
上半身の筋トレで効率的に代謝アップ
代謝アップを狙うなら、大きな筋肉を使った筋トレが効率的です。
このエクササイズでは、上半身の大きな筋肉である大胸筋を中心に、二の腕、肩などを刺激します。正しい姿勢を意識すると、腹筋と背筋(はいきん)も使うので、上半身全体を効率よくトレーニングできます。運転後に帰宅してから、またはSAでの休憩中に行ってください。
ウォールプッシュアップ
壁などに手をつき、頭から爪先までを一直線にします。
肘を斜め外側に向かって曲げ、胸を壁に近づけていき、壁に着く直前まで胸を下ろしたら、壁を押すようにして元の姿勢に戻ります。
上げ下げしている間、頭から踵(かかと)までの体の軸が曲がらぬよう、一直線に保つことを意識しましょう。
15~20回、休憩をはさんで2~3セット行いましょう。
藤田英継
ふじた・ひでつぐ トレーナー。表参道のパーソナルトレーニングジム、evergreen代表。東京大学大学院で身体運動科学を学び、トレーニングと脂肪や糖質の代謝、遺伝子、ホルモン、細胞レベルでのカラダ作りのエキスパートとして活動する。これまでに延べ1万人以上のセッションを経験。
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