九州南部のお土産写真
文=白鳥紀久子

九州南部(熊本・宮崎・鹿児島)のもらって嬉しいお土産ランキング15選

会員限定! お菓子の香梅「誉の陣太鼓」を抽選でプレゼント

JAF Mate Onlineでは、都道府県別に地元の人々が教えてくれた名物お土産を紹介しています。第19回目は、九州南部(熊本県・宮崎県・鹿児島県)。JAF会員のアンケートをもとに、全国のお土産に精通したフードライターの白鳥紀久子さんが九州でしか味わえないお菓子から珍しい蒲鉾や郷土料理までを厳選して紹介します。まずは、各県のランキングの1~3位からどうぞ!

※2025年9月現在の情報です。内容は変更になる可能性があります。
※価格は税込です。

<熊本>

<宮崎>

<鹿児島>

<JAF会員限定プレゼント>

<熊本>でおすすめのご当地お土産

1位 熊本土産の鉄板! 「誉(ほまれ)の陣太鼓」

「誉(ほまれ)の陣太鼓」

お菓子の香梅 「誉の陣太鼓 」 8個入 1,782円

お菓子の香梅の「誉の陣太鼓」は、陣中で戦士の士気を高め、勝利に導くために打ち鳴らされた太鼓を模したお菓子です。最高級の大納言小豆で作った小豆餡を寒天で円筒形に固め、中心には求肥(ぎゅうひ)がたっぷり隠されていて、付属の紙ナイフでカットすると断面からその求肥がはっきりと見えます。

お菓子の香梅は、1949(昭和24)年に創業。「誉の陣太鼓」は1958(昭和33)年の発売以来、65年以上愛されている熊本銘菓。家庭用としても贈答用としても喜ばれること間違いなしのご当地土産の鉄板なんですよ。

2位 熊本城の石垣がモチーフ「武者がえし」

お菓子の香梅 「武者がえし」 5個入 983円

お菓子の香梅 「武者がえし」 5個入 983円

2位もお菓子の香梅から、1977(昭和52)年に発売された「武者がえし」。素材にこだわって作られた、こしあんをパイ生地で包んだ焼き菓子です。淡い紫色のこしあんに使われているのは、皮を丁寧に取り除いた小豆あんで、雑味がなくさっぱりとした味わい。北海道産フレッシュバターを使ったパイ生地は、100層になるまで重ねて薄く伸ばし、さっくりと軽い食感に仕上げています。

熊本城の石垣の石を模した菓子で、パッケージにも立派な石垣が描かれています。「武者がえし」とは、「敵を寄せ付けない反り返った勾配の石垣」のこと。ひと目で熊本銘菓とわかるのも、贈り物として優れていますね。

3位 老若男女、みんな大好き! 「黒糖ドーナツ棒」

フジバンビ 「黒糖ドーナツ棒」  20本 1,080円

フジバンビ 「黒糖ドーナツ棒」 20本 1,080円

フジバンビの「黒糖ドーナツ棒」は、初めて食べてもどこか懐かしい味がするお菓子。伝統的な製法で作られた沖縄産含蜜黒糖と国産小麦で作った、外はサクッ、中はしっとりの揚げドーナツですが、驚くほど軽い食感が特徴です。

フジバンビは1948(昭和23)年創業。当初の主力商品はかりんとうだったそうですが、そのノウハウと原材料を生かして、丸ではなく棒状のドーナツ「黒糖ドーナツ棒」が1987(昭和62)年に誕生。子供のおやつに、お年寄りのお茶請けにと、熊本県のみならず全国的にも愛される看板商品となりました。

熊本のご当地蒲鉾 見目麗しい斬新蒲鉾(かまぼこ)「カマフィーユ」

徳永蒲鉾店 「カマフィーユ」 サラミナッツ、欧風カレーチーズ、海鮮バジル 各1,188円

徳永蒲鉾店 「カマフィーユ」 サラミナッツ、欧風カレーチーズ、海鮮バジル 各1,188円

1920(大正9)年創業、100年を超える歴史のある蒲鉾店が作る斬新なかまぼこ「カマフィーユ」 。魚のすり身をミルフィーユ状に重ね、中には海鮮、ナッツやハーブなどのさまざまな具材が潜んでいます。サラミナッツ、欧風カレーチーズ、海鮮バジルの3種類で、売り切れ御免の大人気商品なんですよ。

徳永蒲鉾店は昔ながらの製法にこだわり続ける老舗ですが、「カマフィーユ」 やおにぎりを蒲鉾で包んだ「にぎっ天 」 など、今も進化し続ける蒲鉾店として注目されています。

<宮崎>でおすすめのご当地お土産

1位 宮崎ならではの和洋折衷饅頭「元祖チーズ饅頭」

風月堂「元祖チーズ饅頭」 6個入 1,131円

風月堂 「元祖チーズ饅頭」 6個入 1,131円

宮崎のご当地土産ナンバーワンは「チーズ饅頭」。宮崎県小林市で昭和50年代後半に生まれたご当地スイーツです。クッキー生地で餡の代わりにチーズを包んだ和洋折衷の味わいで、宮崎県内では200以上のお店で独自のチーズ饅頭が作られています。

発祥の店の一品として有名なのが、風月堂です。1986年に創業者である菓子職人・伊藤光輝氏が初めてチーズ饅頭を考案。丁寧な手作業でひとつひとつ作られ、サクサク食感の生地にたっぷりのクリームチーズが入り、芳醇な風味と絶妙な味わいが楽しめると評判です。

2位 洋酒が香るおしゃれな味わい「青島せんべい」

お菓子の日進堂「青島せんべい」  24枚 1,296円

お菓子の日進堂 「青島せんべい」 24枚(2枚入×12袋) 1,296円、「青島せんべい フルーティ」 24枚(2枚入×12袋) 1,404円

青島は亜熱帯性植物が多く茂り、南国の雰囲気が漂う美しい島です。お菓子の日進堂の「青島せんべい」が誕生したのは、1965(昭和40)年。当時の宮崎は新婚旅行の聖地で、多くのカップルが青島を訪れ、「青島せんべい」はたちまち人気商品に! 以来、60年経った今でも宮崎県を代表するお土産として、県民に親しまれています。

1949(昭和24)年の創業当初は餅や饅頭を作る和菓子店でしたが、洋菓子職人となった2代目社長が洋菓子のこだわりを生かして考案したのが「青島せんべい」なんです。ホワイト、ナッツの2種類のクリームを米粉配合のパリパリ食感の薄焼きせんべいでサンド。クリームにはラム酒やリキュールを加えて、本格的な味わいに仕上げています。マンゴー、いちご、日向夏のクリームを挟んだ姉妹品「青島せんべい フルーティ」も果物王国・宮崎ならではのお土産品として人気です。

3位 驚き&おいしさを楽しめる「なんじゃこら大福」

お菓子の日高 「なんじゃこら大福」 2個入 1,300円

お菓子の日高 「なんじゃこら大福」 2個入 1,300円

「なんじゃこら大福」は、お菓子の日高が1988(昭和63)年に発売したテニスボール大のフルーツ大福。試作段階で食べた人が思わず漏らした「なんじゃこら」 という声をそのままネーミングしたというユニークさは、話題性たっぷりで、あっという間に大人気商品になったんだとか。

丸ごとのいちごと栗、そして、クリームチーズをあんこでまとめ、さらに求肥で包んでいるので、食べ進むたびに甘み、酸味、塩味が入り交じり、なんとも絶妙な味わいを堪能できます。クール便で地方発送も可能なので、ぜひ、体験してみて。

宮崎の郷土料理 独特のクセになる味わい「おび天」

元祖おび天本舗 「おび天」

元祖おび天本舗 「おび天」 10枚入 1,200円

「おび天」は宮崎県日南市飫肥(おび)地区に江戸時代から伝わる郷土料理。日向灘の近海で捕れる魚をすり身にして、豆腐と味噌と黒砂糖などを加えて作る揚げものです。フワッとやわらかく、少し甘めの味わいがあと引くおいしさなんですよ。

元祖おび天本舗は、日南市飫肥城下町にある檜造りの純木造建てが本店。ほかには、宮崎空港ビル内にも直営店があるので、お土産を買うのに最適です。

<鹿児島>でおすすめのご当地お土産

1位 ふんわり柔らかい極上食感「軽羹(かるかん)」

明石屋「軽羹」 8号 1,782円

明石屋 「軽羹」 8号 1,782円

鹿児島銘菓の筆頭と言えば、やはり「軽羹」ですね。見た目が羊羹(ようかん)に似ていることから、「軽い羊羹=軽羹」と名付けられたとか。自然薯(天然の山芋)と米粉と砂糖だけで作られる素朴な味で、永く人々に親しまれてきた郷土菓子です。

明石屋は1854(安政元)年、当時の薩摩藩主・島津斉彬(なりあきら)公の「薩摩の地に誇れる菓子を」 という命を受けたのが創業の由来だとか。明石屋が「軽羹」の発祥のお店として伝えられているゆえんです。

2位 ネーミングは鹿児島弁由来「かすたどん」

薩摩蒸氣屋「かすたどん」  1個130円

薩摩蒸氣屋 「かすたどん」 1個 130円

「かすたどん」は、ふんわりやわらかな生地の中に、鹿児島県産の卵を使ったカスタードクリームが入った蒸し菓子。カスタードに敬称の「殿(鹿児島弁で「どん」)」をつけた鹿児島県民にはなじみ深いお菓子です。ほのぼのと口中に広がる卵のやさしい風味が、老若男女問わずに好まれているようです。

薩摩蒸氣屋は1988(昭和63)年創業。鹿児島の繁華街・天文館のほか、鹿児島県内と宮崎県、福岡県に全20店舗以上展開しています。

3位 鹿児島産さつまいもで作る「唐芋レアケーキ・ラブリー」

フェスティバロ「唐芋レアケーキ・ラブリー」5個入 1,150円

フェスティバロ 「唐芋レアケーキ・ラブリー」 5個入 1,230円

さつまいも生産量全国1位の鹿児島県。さつまいもは「中国・唐から伝わってきた芋」であることから、鹿児島県ではさつまいもを唐芋と呼ぶ風習があります。鹿児島県の直営農場で作られる唐芋を使ったスイーツ専門店がフェスティバロです。

フェスティバロの人気ナンバーワンが「唐芋レアケーキ・ラブリー」。とろけるようなレア食感のスイートポテトで、さつまいものコクとクリーミーでやさしい甘さのスイーツです。保存料・着色料不使用で、出来たてを瞬間冷凍して、冷凍のまま販売しています。半解凍すればアイスクリームのようなシャリシャリ食感。完全に解凍するととろ~りクリーミーな舌触りにうっとりしますよ。

鹿児島の郷土料理

勘場蒲鉾店「つけあげ3種セット」2800円

勘場蒲鉾店 「つけあげ3種セット」 2,800円

魚のすり身を揚げた薩摩揚げは、鹿児島県生まれの郷土料理ですが、ご当地では「つけあげ」と呼ばれています。つけあげと呼ばれるようになったのは、幕末の頃。当時、盛んだった琉球貿易によって伝わった琉球料理の「チキアーギ」がなまって「つけあげ」に変化したんだとか。

「つけあげ」発祥の地である、鹿児島県串木野で昔ながらの伝統を引き継いで、つけあげを作っているのが勘場蒲鉾店。スケトウダラと近海で取れるエソやアジ、サバなどの青魚をすり身にし、豆腐、卵、地酒をふんだんに使った「つけあげ」が人気のお店です。豆腐が入っているのでフワッと軽く、魚のうまみとまろやかな甘みが絶妙。全国にファンが多いというのも納得です。

熊本の注目のお菓子 至高のフォンダンショコラ「ASO BATON」

古今堂 「ASO BATON」 6個入 1,199円

古今堂 「ASO BATON」 6個入 1,199円

古今堂(こきんどう)は、熊本の7位にランクインしている「濃厚生チーズケーキ1592(ひごくに)」を作る菓子舗。「1592(ひごくに)」は阿蘇山(標高1,592m)、熊本県旧国名(肥後國)から名づけられた濃厚なチーズケーキのことで、独特のとろけるような食感にファンが多いスイーツです。

「ASO BATON」は、阿蘇ジャージー牛乳を使用したココア生地でチョコクリームを包み込んだ濃厚なフォンダンショコラです。小麦粉は熊本産。阿蘇のおいしさをリレーのバトンのように伝えたいという思いが詰まっているとか。常温で持ち歩けるのでお土産にピッタリ。とろける濃厚な味わいをお楽しみください。

宮崎の注目のお菓子 南国育ちのレモンをたっぷり使った「宮崎れもんケーキ」

メレンダ・ア・マーノ 「宮崎れもんケーキ」

メレンダ・ア・マーノbyあんでる船 「宮崎れもんケーキ」 5個入 1,728円

始まりは1980(昭和55)年に宮崎市内にあんでる船として創業した洋菓子店。イタリア語で「手作りのおやつ」という意味のメレンダ・ア・マーノbyあんでる船に名前を変え、九州産の素材を使ったスイーツが人気のパティスリーです。

「宮崎れもんケーキ」は、宮崎県産レモンを自社で皮をむき、実を搾った果汁で、レモンピールとシロップを作り、それを生地に織りまぜた、こだわりの逸品。レモンが豊かに香る宮崎ならではのスイーツです。

鹿児島の注目のお菓子 鹿児島の焼酎メーカーとコラボ「薩摩蔵 焼酎ボンボンショコラ」

「薩摩蔵 焼酎ボンボンショコラ」 10個入 4,070円

パティスリーヤナギムラ 「薩摩蔵 焼酎ボンボンショコラ」 10個入 3,996円
※使用している焼酎 / 美し里(小鹿酒造)、鉄馬(オガタマ酒造)、薩摩宝山(西酒造)、七窪(東酒造)、わかしおの梅酒(若潮酒造)、撫磨杜(神酒造)、しま安納(高崎酒造)、天文館(宇都酒造)、鷲尾(田村合名会社)、さつま島美人(長島研醸)※一部焼酎の銘柄が変更になる場合がございます。

鹿児島の特産品として名高い焼酎。県内のさまざまな蔵元でこだわりを持って造られている焼酎を厳選し、ボンボンショコラに仕立てた逸品です。パリッと歯ごたえのよいトリュフチョコレートからトロッとした焼酎が贅沢にあふれ出します。

パティスリーヤナギムラは鹿児島市内に店を構えて27年。焼酎以外にも知覧茶や紫芋など、鹿児島産の食材を使っていろいろなスイーツを作っているので、お土産にピッタリですよ。

※飲酒運転および20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。飲酒される方はハンドルキーパーの確保や、運転代行を利用してください。

JAF会員限定 お菓子の香梅「誉の陣太鼓」をプレゼント

誉の陣太鼓

熊本銘菓として名高い、お菓子の香梅「誉の陣太鼓」(6個入)を3名様にプレゼントします。太鼓をかたどった円筒形の小豆あんでやわらかい求肥を包んだお菓子です。ご希望の方は下記応募ボタンからご応募ください。


※ウェブ応募のみとなります。
※応募は1名様1回のみ可能。
・応募方法:上記応募フォームをクリックしてログインIDとパスワードを入力。
※応募にあたってはJAFマイページと同じID・パスワードでのログインが必要です。
・当選者数:3名(当選者には、2025年11月中旬までに賞品を発送いたします)
・応募締切:2025年10月23日(木)

熊本県、宮崎県、鹿児島県のご当地お土産を集めてご紹介しましたが、いかがでしたか? 昔から愛されているお菓子が多く、食べたことがあるものも多かったでしょう。個性豊かな蒲鉾にも興味津々です!

ご当地お土産ランキング全国マップ

お土産ランキング全国マップ

北海道 北東北 南東北 北関東 東京 南関東 甲信越 北陸 東海 近畿北部 大阪 近畿南部 中国 四国 福岡 九州北部 九州南部 甘くないお土産 春のスイーツ
この記事はいかがでしたか?
この記事のキーワード
あなたのSNSでこの記事をシェア!