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文=白鳥紀久子

北陸(富山・石川・福井)のもらって嬉しいお土産ランキング15選

北陸(富山・石川・福井)のおいしいお土産15品、JAF会員限定プレゼントもあり!

北陸(富山・石川・福井)の人気お土産ランキング。全国のJAF会員によるアンケートで、富山県の「しろえび紀行」、石川県の「柴舟」、福井県の「羽二重餅」などの他に各地で人気のご当地寿司などもご紹介。地域ならではのおいしいお菓子がズラリそろっています。

JAF Mate Onlineでは、都道府県別に地元の方々が教えてくれた名物お土産を紹介しています。第7回目は、北陸(富山、石川、福井)エリア。地産地消の絶品せんべい、歴史ある名品、ご当地寿司や話題のお菓子も紹介します。まずは、各県のランキングの1~3位からご紹介します。

※2024年12月現在の情報です。内容は変更になる可能性があります。

北陸(富山、石川、福井)でおすすめのご当地お土産ベスト10

<富山県>

<石川県>

<福井県>

<JAF会員限定プレゼント>

富山でおすすめのご当地お土産

1位 富山湾の宝石・しろえびの香りが広がる「しろえび紀行」

ささら屋「しろえび紀行」

ささら屋「しろえび紀行」2枚×11袋 648円~
ささら屋ブランドサイト ※公式オンラインショップにリンクします

上品な甘みが特徴のしろえびは、透明感のある淡いピンク色の小型エビ。大量に漁獲されるのは世界でも富山湾だけという貴重な食材なんです。そのため富山県では、しろえびを使ったおせんべいの種類が豊富。中でも人気なのが、大正13年創業の日の出屋製菓の「しろえび紀行」。日の出屋製菓の直営店ささら屋のほか、主要駅や銘店コーナーなどで展開している富山柿山でも「しろえび紀行」を販売しています。

富山米「てんたかく」を100%使用。米の鮮度にこだわり、その日に使う分だけを製粉して生地にしているそう。毎年4月に漁が解禁となるしろえびの粉末を使用した香り高いせんべいです。

2位 コーヒーとも相性抜群! 「月世界(つきせかい)」

月世界本舗「月世界」

月世界本舗「月世界」1本(4個入) 540円
月世界本舗ウェブサイト

和三盆糖と白双糖、鶏卵、寒天で作られる「月世界」は、サクッとした食感で口中で静かに溶けるさまとほんのり感じる卵の風味がなんとも上品な干菓子です。誕生したのは明治の中頃。以来、変わらぬ製法で作り続けられているんだとか。

洋菓子のメレンゲクッキーに似た食感ですが、寒天が入っているからかトロリとなめらかな後口がなんともクセになります。日本茶はもちろん、ブラックコーヒーとも相性抜群。お茶菓子として常備しておきたくなる名品です。

3位 カスタードが豊かに香る「甘金丹(かんこんたん)」

リブラン「甘金丹」

リブラン「甘金丹」6個入 1,404円
リブランウェブサイト

「甘金丹」は、濃厚でなめらかなカスタードクリームをしっとりした蒸しケーキで包んだお菓子。2021年に発売33周年目を迎え、その記念として定番のプレーン味に加えて、ピスタチオ味といちご味が仲間入り! ほかにも米粉とゆず味、加えて、毎年、季節ごとに新味が登場します。

「甘金丹」は、富山の薬売りでよく知られる「反魂丹(はんごんたん)」に似ているのがおもしろいですよね。リブランにはほかにも「越中富山の売薬さん」というミルク饅頭もあり、エピソードつきお土産としてもおすすめです。

富山県のご当地寿司 船上活き締めのサクラマスで作る「鱒の寿し」

高芳「鱒の寿し」

高芳「鱒の寿し」2,000円
高芳ウェブサイト

富山県の郷土料理と言えば、薄紅色の鱒の切り身を酢飯にのせた押しずし「鱒寿司」が有名です。富山市内だけでも鱒寿司のお店は十数店あり、店によって甘み、酸味、塩味の利かせ方が違い、鱒の厚みや並べ方などにもこだわりがあります。

大正時代に創業した高芳の「鱒の寿し」は、北海道日高地方の天然サクラマスに船上活き締めを施した上級品を使用。雪解け水と高地の寒暖差が育んだ富山県産特別栽培米コシヒカリで酢飯を炊き、新潟産の笹に包んで押し寿司に仕上げています。艶やかなサクラマスの味わいが格別です。

石川でおすすめのご当地お土産

1位 しょうがの辛みがピリッと効いた「柴舟(しばふね)」

柴舟小出「柴舟」

柴舟小出「柴舟」12枚(籠入) 950円
柴舟小出ウェブサイト

全国に生姜(しょうが)風味のお煎餅は数あれどワンランク上の味わいに感動するのが、金沢銘菓「柴舟」です。柴を運ぶ川船を柴舟と呼び、それを模して反らした小判形のお菓子です。金沢市内のいろいろなお店で柴舟が販売されています。

柴舟小出は1917年創業以来、3代にわたって看板を守る老舗。こちらの「柴舟」は味はもちろん、うっすらと雪をはいたような生姜蜜の化粧引きがなんとも上品。辛さや風味を損なわないように、その都度絞った生姜汁を砂糖と丁寧に合わせて作る生姜蜜の風味が爽快なので、一枚食べるともっと食べたくお菓子なんです。

2位 兼六園の雪吊(つ)りがモチーフ「YUKIZURI」

LE MUSĒE DE H「YUKIZURI」

LE MUSĒE DE H「YUKIZURI」6本入 1,026円
LE MUSĒE DE Hウェブサイト

金沢の兼六園では冬の間、樹木の枝が折れないように縄で枝を固定する「雪吊り」を行います。「YUKIZURI」は、縄に積もった雪に見立てたシュガーの中に能登の梅酒の風味がほのかに香る焼き菓子です。フランス伝統菓子のサクリスタンをヒントに、パティシエの辻口博啓氏がプロデュースし、今年で発売15年を迎えます。

実は「YUKIZURI」は、石川県だけでなく、福井県、富山県でもそれぞれの県の特産物を使い味わいを変えて作られています。食べ比べてみるのも楽しいですね!

3位 280年変わらぬおいしさ「あんころ餅」

圓八「あんころ餅」竹皮1包

圓八「あんころ餅」竹皮1包(9粒入) 480円
圓八ウェブサイト

石川県の名物、あんころ餅といえば圓八。石川県民なら一度は食べたことがあるのではというくらいおなじみです。圓八の創業は元文2(1737)年と古く、「あんころ餅」は創業当時から280年以上も変わらない製法で作られています。この製法、天狗(てんぐ)が教えたという伝説も。興味深いですよね。

材料にもこだわり、白山の麓で栽培されたもち米、厳選された小豆、水は白山の伏流水を使っているそう。あんを作るとき、圓八では小豆を蒸して水にさらしてあく抜きをする工程を3回も繰り返すんだとか。この独特な作り方は圓八ならでは。竹皮に包むことですがすがしい竹の香りが移り、あんの風味を引き立てます。

石川県のご当地寿司 めでたい席には欠かせない「笹寿し」

芝寿し「笹寿し」

芝寿し「三味笹寿し三味笹寿し」10ヶ入り 1,642円
芝寿しウェブサイト ※取り寄せサイトにリンクします

石川県では昔から冠婚葬祭、お祭りの日に押し寿しをふるまう習慣があると言います。地域によって具材や形状が異なりますが、石川県金沢市に店を構える芝寿しの作る押し寿しは、酢でしめた魚と酢飯を2枚のクマザサの葉でくるみ、箱に詰めて圧をかけて仕上げた「笹寿し」。

具材は紅鮭、鯛、鯖が定番で、紅ずわい蟹などの季節限定も人気。遠方へのお土産には、冷凍した状態の「笹寿し」もあり、冷凍とは思えない新鮮な味を再現できると評判です。どこでもいつでもおいしく食べられるなんて最高ですね。

福井でおすすめのご当地お土産

1位 絹のような舌触りと食感「羽二重餅」

村中甘泉堂「羽二重餅」

村中甘泉堂「羽二重餅」2枚入12包 1,080円
村中甘泉堂ウェブサイト

福井県は江戸時代より絹織物の産地として栄えました。中でも平織りの絹織物「羽二重織」が有名で、そのなめらかな手触りと光沢をまねして、羽二重餅が作られたと言われています。

明治43(1910)年創業の村中甘泉堂の「羽二重餅」は、福井米を100%使用。しかも福井の中でも山沿いで水のきれいな地域を産地指定して仕入れているんだとか。羽二重餅で八朔(はっさく)を包んだ「八咲羽二重」や甘露炊きの梅入りの「梅つつみ」など、羽二重餅から派生したお菓子も評判です。

2位 ザクッと香ばしい食感がたまらない「五月ヶ瀬(さつきがせ)」

五月ヶ瀬「五月ヶ瀬」

五月ヶ瀬「五月ヶ瀬」8枚入 950円
五月ヶ瀬ウェブサイト

一見、よくあるピーナッツ煎餅に見えますが、食べてみると歴然とした違いがわかるのが「五月ヶ瀬」。どこを割ってもピーナッツがぎっしり詰まっていて、ザクッと歯ごたえのある食感がたまりません。1975(昭和50)年の発売以来のロングセラー商品です。

材料を厳選するのはもちろん、焼き方にもこだわりが。石窯で焼き上げることで、遠赤外線効果により、ピーナッツの良質な油脂がじわじわ生地に染み出し、独特の香ばしい風味が生まれるのだそう。香ばしくもまろやかな味わいの秘密は、そんなこだわりにあるんでしょうね。

3位 福井の冬の風物詩「水ようかん」

一般的に水ようかんは夏の和菓子として親しまれていますが、福井県では冬に食べる習慣があり、販売期間は10月~3月に限定されています。この時期になると県内の和菓子屋の店頭には水ようかんが並ぶのですが、店によって味わいが違うため、あれこれ食べ比べてはお気に入りの味を探すのが福井県民の冬のお楽しみとなっているんだとか。

福井の水ようかんの一般的な大きさはA4サイズで高さは2㎝ほどの平箱に入れて売られています。全国の大手デパートやスーパーでも取り扱うことがあるので、見かけたらぜひお試しあれ。

福井県のご当地寿司 空弁でもおなじみ! 「焼き鯖すし」

若廣(わかひろ)「焼き鯖すし」

若廣(わかひろ)「焼き鯖すし」 1,404円
若廣ウェブサイト

鯖寿司と言えば京都のイメージでしたが、これは福井県小浜市から京都へ続く若狭街道(別名・鯖街道)で鯖が京都へ運ばれたことからだとか。だから、鯖街道の起点である福井県の名物も鯖寿司なんです。

近年、福井県では鯖寿司だけでなく焼き鯖寿司も大人気。小浜市にある「若廣」の焼き鯖は冷めてもおいしく食べられることに着目し、空港で販売する「空弁」として「焼き鯖すし」を販売し、全国的に有名になりました。

北陸注目のお菓子

富山県の注目のお菓子 ブランド梨が甘く香る「くれは梨もなか」

梨の菓 瀧味堂「くれは梨もなか」

梨の菓 瀧味堂「くれは梨もなか」10個入 1,868円
梨の菓 瀧味堂ウェブサイト

「くれは梨もなか」は、富山県富山市呉羽地区で栽培しているブランド梨・呉羽梨幸水をあんに使った最中です。梨をかたどった最中の皮の中に大納言あずきと白あんが2色詰めにし、甘さを含んだ果汁たっぷりのおいしい呉羽梨を細かく切って加えています。

ほかにはない独特のおいしさに引かれて、リピート購入するファンの多い「くれは梨もなか」。瀧味堂は昭和44(1969)年創業の和洋菓子がおいしいお店で、呉羽梨を使った「梨パイ」も人気商品です。

石川県の注目のお菓子 おしゃれでおいしい! 「金澤文鳥」

清香室町「金澤文鳥」

清香室町「金澤文鳥」左から加賀棒茶味、白い珈琲味、加賀紅茶味 各270円
清香室町ウェブサイト

ひときわ愛らしいパッケージで惹きつけられるのが「金澤文鳥」。石川県産の加賀紅茶や加賀棒茶などにフルーツやナッツを組み合わせた羊羹で、創業78年の清香室町が羊羹になじみのない若い世代にも金沢和菓子の魅力を伝えるべく開発したネオ和菓子なんです。

加賀紅茶の羊羹にはクランベリーやいちじくのドライフルーツを、加賀棒茶の羊羹にはピスタチオやアーモンドを、コーヒーには大納言小豆のかのこ豆を組み合わせ、絶妙なバランスの食感と味わいに仕上げています。辛口の日本酒やワインにも合う大人な和菓子に注目です。

福井県の注目のお菓子 めっちゃ堅くて驚く「眼鏡堅麺麭(めがねかたパン)」

越前夢工房「眼鏡堅麺麭(メガネカタパン)」

越前夢工房「眼鏡堅麺麭(メガネカタパン)」7枚入 972円
越前夢工房ウェブサイト

第2次世界大戦中に福井県鯖江市の老舗パン屋「ヨーロッパンキムラヤ」が陸軍に納めていた「軍隊堅麺麭(ぐんたいかたパン)」。兵隊が戦場で食べる携帯食として重宝され、その後は保存食として鯖江地方で古くから親しまれているのが堅パンです。

そんな堅パンと世界的にも有名な鯖江市の眼鏡産業を掛け合わせて誕生したのが「眼鏡堅麺麭」。「ヨーロッパンキムラヤ」の監修のもと、鯖江のメガネをシンボル的にデザインした新感覚の堅パンです。ゴマの風味が香ばしく、ほのかに甘い、素朴な味が魅力ですが、とにかく堅いのでなるべく小さく割ってから食べて。そのままかじると歯が欠けます。

北陸のご当地土産は、どれも品格があって、贈ると喜ばれるものばかり。富山の鱒の寿し、石川の笹寿し、福井の焼き鯖すしも海の幸が豊富な北陸ならではの名産品ですね。

JAF会員限定 富山県ささら屋の「しろえび紀行」プレゼント

しろえび紀行

富山湾の宝石と呼ばれる貴重なしろえびを粉末にしたおせんべい、ささら屋の「しろえび紀行(2枚×11袋)」を3名様にプレゼントします。淡泊でほんのり甘いしろえびと富山米を使って香ばしく焼き上げたうす塩味のおせんべいをぜひお試しください! ご希望の方は下記応募ボタンからご応募ください。

※ウェブ応募のみとなります。
※応募は1名様1回のみ可能。
・応募方法:上記応募フォームをクリックしてログインIDとパスワードを入力。
※応募にあたってはJAFマイページと同じID・パスワードでのログインが必要です。
・当選者数:3名(当選者には、2025年2月中旬までに賞品を発送いたします)
・応募締切:2025年1月23日(木)

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