建設中の圏央成田IC付近を大栄JCT方面から松尾横芝IC方面に向かって見た様子
大栄JCT方面から松尾横芝IC方面を望む圏央成田IC付近。今回の開通に合わせて新設される(2026年7月撮影)(画像=国土交通省千葉国道事務所プレスリリースを加工(修正))

圏央道「大栄JCT~多古IC」11月7日開通! 圏央成田IC・多古IC新設で成田方面へアクセス向上

大栄JCT~松尾横芝IC間18.5kmのうち9.1kmが開通

国土交通省関東地方整備局とNEXCO東日本関東支社は、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)大栄JCT~多古IC間9.1kmを、2026年11月7日午後3時に開通すると発表した。新たに圏央成田ICと多古ICが新設。成田市や多古町方面へのアクセス向上が期待される。今回開通するのは、大栄JCT~松尾横芝IC間18.5kmのうち北側の9.1kmとなる。

目次

11月7日午後3時から多古ICまで走行可能に。新設する圏央成田IC・多古ICも供用開始

圏央道の大栄JCT~多古IC間9.1kmと、整備中の多古IC~松尾横芝IC間9.4kmを示した位置図

今回開通する大栄JCT~多古IC間は9.1km。多古IC~松尾横芝IC間9.4kmは引き続き整備が進められている(画像=国土交通省千葉国道事務所 プレスリリースを加工(修正))

2026年11月7日午後3時から圏央道の大栄JCT(千葉県成田市吉岡)~多古IC(千葉県香取郡多古町喜多)まで9.1km延びる。新たに利用できるのは、圏央成田ICと多古ICの2か所。開通区間は上下1車線ずつの暫定2車線となる。

ただし、11月7日に走行できるようになるのは、大栄JCT~松尾横芝IC間18.5kmのうち北側にある区間のみ。多古IC~松尾横芝ICまでの9.4kmでは引き続き工事が進められている。このため、開通時点では多古ICより先へ圏央道を走り続けることはできず、松尾横芝ICまでの通り抜けはできない。

圏央成田IC新設で成田市内へのアクセス向上。新生成田市場まで約7分短縮

成田国際空港近くにある成田市公設地方卸売市場「新生成田市場」の外観

成田国際空港に隣接する「新生成田市場」。大栄JCTからの所要時間は今回の開通で約13分から約6分に短縮される見込み(画像=国土交通省千葉国道事務所 プレスリリースを加工(修正))

新設される圏央成田ICは、圏央道から成田市内へ向かう新たな出入り口となる。道路整備による時間短縮の例として示されているのが、成田国際空港近くの「新生成田市場」(成田市公設地方卸売市場)へのアクセスだ。大栄JCTから向かう場合、所要時間は現在の約13分に対して開通後は約6分。移動時間が約7分短くなる。

千葉県東部から同市場へ向かう時間にも変化がある。旭市からは約61分かかっていたところが約55分、約6分の短縮に。さらに、多古ICから松尾横芝ICまでが開通した場合、山武市からは約58分から約32分へと、約26分の短縮が見込まれている。

残る多古IC~松尾横芝ICも2026年度に開通見込み。圏央道の整備はどこまで進む?

圏央道は、都心から40〜60km圏を環状に結ぶ全長約300kmの高速道路だ。今回開通する大栄JCT~多古IC間9.1kmに続き、残る多古IC~松尾横芝IC間9.4kmも2026年度中の開通が見込まれている。

多古IC~松尾横芝IC間が開通すれば、大栄JCTから松尾横芝IC間18.5kmが全線開通し、圏央道は神奈川県の茅ヶ崎JCTから木更津JCTまで開通済みの区間でつながることになる。一方、神奈川県内では圏央道を構成する横浜湘南道路と高速横浜環状南線は現在も工事中。開通予定年度は公表されていない。圏央道の道路ネットワーク完成に向けた整備は今後も続く。

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