田畑と工場の間を通り、行方ICから鉾田IC方面へ延びる開通前の東関東自動車道水戸線の航空写真
行方市両宿地区から鉾田IC方面を望む。行方ICから北へ延びる7.9kmが、11月22日に開通する(2026年9月撮影)(画像=国土交通省関東地方整備局)

【東関道水戸線】行方IC~鉾田ICが11月22日開通! 行方ICから北関東道・常磐道へ直結、料金はいくら?

潮来IC~行方ICは未開通。全線開通は2027年度を予定|自動車交通トピックス

東関東自動車道水戸線(東関道水戸線)の行方(なめがた)IC~鉾田(ほこた)IC間7.9kmが、2026年11月22日午後3時に開通する。開通後は行方ICから高速道路に乗り、鉾田ICを経て北関東道や常磐道方面へ移動できるようになる。

行方市役所(北浦庁舎)から茨城県庁までの所要時間は、約57分から約39分へ約18分短縮される見込みだ。ただし、行方IC~潮来(いたこ)IC間は引き続き工事中のため、行方ICから潮来方面へ高速道路で通り抜けることはできない。同区間は2027年度の開通が予定されている。

目次

行方IC~鉾田IC開通後は行方ICが南端に。潮来IC方面は一般道を経由

東関道水戸線の潮来IC~鉾田IC間を示した位置図。潮来IC、潮来行方IC、行方IC、鉾田ICの位置と、今回開通する行方IC~鉾田IC間が赤色で示されている

東関道水戸線の潮来IC~鉾田IC間は全長30.9km。このうち行方IC~鉾田IC間7.9kmが11月22日に先行して開通する(画像=国土交通省関東地方整備局 )

今回開通するのは、行方市両宿の行方ICから鉾田市秋山の鉾田ICまでの7.9km。これまで鉾田ICまでだった東関道水戸線が南へ延び、行方ICから利用できるようになる。開通は11月22日午後3時で、暫定2車線の対面通行となる。

一方、行方ICから潮来ICの23.0kmは引き続き工事中だ。このため、11月22日の開通後も行方ICから潮来ICへ高速道路でそのまま走行することはできず、行方ICが当面の南端の出入口となる。潮来方面から東関道水戸線を利用する場合は、一般道を経由して行方ICから高速道路に入る必要がある。

行方ICから水戸方面へのアクセス向上。所要時間は約18分短縮

行方市役所(北浦庁舎)から茨城県庁までの現在と開通後の走行ルートを示した地図。所要時間を比較したグラフでは、現在の57分に対して開通後は39分と示されている

行方市役所(北浦庁舎)~茨城県庁の所要時間は、ETC2.0搭載車の走行データをもとに、2025年10月の昼間12時間の平均速度から算出。開通後は約57分から約39分に短縮される見込み(画像=国土交通省関東地方整備局 )

これまで行方市周辺から高速道路を利用するには、北側の鉾田ICや南側の潮来ICまで一般道を走る必要があった。11月22日の開通後は、行方ICから東関道水戸線に入り、鉾田ICを経て北関東道や常磐道、東水戸道路へ高速道路を降りることなく移動できる。

とくに便利になるのが水戸方面への移動だ。行方市役所(北浦庁舎)から茨城県庁までの所要時間は、現在の約57分から約39分へ、約18分短縮される見込み。通勤や仕事、レジャーなどで行方市周辺と水戸方面を車で移動する際の利便性向上が期待できる。

行方ICから水戸ICまで普通車1,240円。主なICまでのETC料金

行方ICから主なICまでのETC通常料金は、普通車の場合、鉾田ICまで380円、水戸ICまで1,240円、ひたちなかICまで1,440円。宇都宮上三川ICまでは2,320円、三郷ICまでは3,150円となる。

路線 IC 軽自動車等 普通車
東関道水戸線 鉾田 340円 380円
茨城空港北 530円 620円
北関東道 茨城町東 820円 980円
茨城町西 760円 910円
友部 1,010円 1,230円
桜川筑西 1,400円 1,710円
宇都宮上三川 1,890円 2,320円
常磐道 水戸 1,030円 1,240円
三郷 2,550円 3,150円
東水戸道路 水戸南 890円 1,070円
ひたちなか 1,200円 1,440円

開通区間では、ETCの深夜割引・休日割引・平日朝夕割引も適用される。平日朝夕割引を受けるにはETCマイレージサービスへの登録が必要だ。

東関道水戸線の全線開通は2027年度予定。潮来IC~行方ICは1年延期

潮来IC~行方IC間23.0kmの開通予定は、2026年度から2027年度に変更された。工事で発生した掘削土の一部で、盛土に使用するための土質改良が必要になったほか、盛土の沈下が収まるまで当初の想定以上の時間を要したことなどが理由だ。

現在は切土・盛土ともに約8割が完了している。盛土については沈下の状況を確認しながら工事が進められており、潮来IC~行方IC間の開通は改良工事などが順調に進んだ場合、2027年度となる予定だ。

同区間には潮来行方ICと行方PA(仮称)が整備される予定。全線が開通すれば、現在は一般道を経由する必要がある行方IC~潮来IC間も高速道路でつながり、千葉方面へ東関道を走り続けられるようになる。

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