しまなみ海道を走る自転車

【広島・愛媛】しまなみ海道がもっと身近に! サイクリング無料化が2028年まで延長、絶景ライドを満喫

瀬戸内の絶景ルートがさらに気軽に! 人気の「しまなみサイクリングフリー」が2年間延長

瀬戸内の多島美を楽しめる人気ルート「しまなみ海道」で実施されている、自転車通行料金を無料とする企画割引「しまなみサイクリングフリー」が、2028年3月31日まで2年間延長になる。対象は西瀬戸自動車道を通行する自転車(原動機付自転車・特定小型原動機付自転車は対象外)で、手続き不要で利用できる。絶景と走りやすさを兼ね備えた“サイクリストの聖地”が、より身近な存在となる。

目次

しまなみ海道サイクリングの魅力とは? “サイクリストの聖地”と呼ばれる理由

広島県尾道市から愛媛県今治市を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」は、全長約60km(自転車ルートは約70~80km)の海上ルートだ。橋と島を繰り返し渡る構造が特徴で、自転車歩行者道が整備され、国内外のサイクリストに広く知られている。

穏やかな瀬戸内海の風景、島ごとに異なる文化やグルメ、アップダウンのバランスの良さなどが評価され、2019年には国土交通省からナショナルサイクルルートにも指定された。

さらに、車道には自転車の推奨ルートを示すブルーラインが整備されており、初めて訪れる人でも迷いにくい。沿道には「サンライズ糸山」などのサイクリングターミナルやレンタサイクル拠点も整備され、初心者から上級者まで安心して楽しめる環境が整っている。

無料延長はなぜ? 観光振興と利用促進の狙い

しまなみ海道サイクリングフリー無料延長

自転車の通行料金が無料となる「しまなみサイクリングフリー」は、観光振興と利用促進を目的に延長されている(画像=本州四国連絡高速道路㈱提供)

無料化延長の背景には、地域の観光振興と交流人口の拡大がある。しまなみ海道は「サイクリストの聖地」として国内外から高い評価を受けており、海外からの利用者も多い。

広島県や愛媛県、しまなみ海道自転車道利用促進協議会などが連携し、走行環境の整備やブランド力向上に取り組んできた結果、サイクルツーリズムの代表的なルートとして定着した。

今回の延長は、その流れをさらに強化し、観光需要の底上げや地域経済の活性化につなげる狙いがある。

しまなみ海道サイクリングの魅力と楽しみ方。絶景ルートを満喫

しまなみ海道 サイクリングルート、地図

尾道〜今治を結ぶしまなみ海道は、島々と橋をつなぐサイクリングルート(画像=本州四国連絡高速道路㈱提供)

しまなみ海道の魅力は、単なる移動ではなく“体験そのもの”にある。緑の島々と青い海、巨大な橋の上から見渡す多島美、潮風を感じながら走る爽快感は、このルートならではの魅力だ。

多々羅大橋でのサイクリング風景

多々羅大橋。瀬戸内海の多島美を望む絶景スポットのひとつ。開放感のある橋上走行が楽しめる(画像=本州四国連絡高速道路㈱提供)

来島海峡大橋でのサイクリング。絶景の様子。

来島海峡大橋。来島海峡の潮流を見下ろすダイナミックな景観が広がる、しまなみ海道屈指の見どころ(画像=本州四国連絡高速道路㈱提供)

橋ごとに構造が異なり、海面に近い高さを走る区間や、絶景を見下ろす高所区間など変化に富んでいるため、走行中も飽きにくい。

さらに、島ごとに特色あるグルメや観光スポットが点在し、途中で立ち寄る楽しみもある。モデルコースやマップも充実しており、初心者でも計画を立てやすい。レンタサイクルの乗り捨てサービスを利用すれば、片道だけ走るなど自由度の高い楽しみ方も可能だ。

しまなみ海道サイクリングの注意点とルート

利用時にはいくつかの注意点もある。新尾道大橋には自転車歩行者道が設けられておらず、尾道大橋は道幅が狭く交通量も多いため、渡船の利用が推奨されている。また、橋ごとに上り下りがあり、見た目以上に体力を使うルートでもある。

夏場は暑さ対策や水分補給、春や秋でも風対策を意識した装備が必要となる。安全走行のため、ヘルメット着用や交通ルールの順守も欠かせない。

しまなみ海道の自転車通行料金無料化は2028年まで延長され、誰でも気軽に世界屈指のサイクリングルートを体験できる環境が整った。

景観や走行環境に優れた同ルートは、クルマ旅との相性も良い。次の休日は、自転車を積んで瀬戸内へ向かってみてはいかがだろうか。

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