【JAFユーザーテストを公開】「急ブレーキ」踏めますか? 時速40kmからのフルブレーキで検証!
時速40kmからのフルブレーキを20歳〜70歳代ドライバーでテスト! レクチャー前後の結果に驚き日頃の運転では適切な速度と車間距離で走り、「急」のつく操作を避けることが大切だが、緊急時には急ブレーキが求められる場面もある。今回、ユーザーテストでは直進路を時速40kmで走行し、合図に従って急ブレーキを踏んでもらい、インストラクターによるレクチャー前後の停止距離を比較。その結果を検証し、JAFウェブサイトおよび、1月13日より会員に順次送付されるJAF Mate誌(2026年冬号)で公開した。
20歳代~70歳代までの男女12人で検証!
急ブレーキとはクルマとタイヤの制動力を最大限に発揮し、最短距離で止まろうとするブレーキのことだが、「急ブレーキを踏むことをためらう」、「ブレーキペダルの踏み込みが浅い」、「シートポジションが適切でない」などが原因となり、停止距離が延びる場合もある。そこで今回は、12名の一般ドライバーに急ブレーキを踏んでもらい、停止距離を調べた。その後、JAFドライバーズセミナーのインストラクターが「急ブレーキの踏み方」を一般ドライバーにレクチャー。再度同じテストを行い、レクチャー前の停止距離と比較した。
テストでは直線路を時速40kmで走行し信号の合図で急ブレーキを踏み停止距離を測定した
モニターは20歳代~70歳代の男女それぞれ1名で計12人。運転歴もまちまちだ
●テスト概要
直進路を時速40㎞で走行し、信号が赤に変わった時点で急ブレーキを踏んでもらい、停止距離を計測した。
●モニター
20歳代~ 70歳代までの男女各1名、計12人。
●テスト条件
乾燥路面で、全員同じ車両でテスト。新品タイヤを使用。
レクチャーの前と後で平均約2m停止距離が短くなった
1回目の平均停止距離は13.3mだったのに対し、レクチャー後は2 回目という条件の違いはあるが、平均11.4mと約2m短くなった。30歳代女性はレクチャー後に約8mも手前で止まれた。8mというとおよそ小型車2 台分の長さに相当する。最短だったインストラクターの9mと比べても遜色のない停止距離にまで縮まった。全体を見ても、急ブレーキの踏み方を知ることで、停止距離が縮まる例が多かった。
インストラクターから急ブレーキの踏み方のレクチャーを受けた後、モニターは全員自分のシートポジションなどを見直して2 回目の計測を行った
●モニター12人による「急ブレーキ」の停止距離結果
JAFインストラクターが教える急ブレーキ5か条
目の前に危険が迫ったら、すぐに力いっぱいブレーキを踏んでください。迷っている間も車は進み続けるので、ためらわずに素早く踏み込みます。ブレーキを強く踏むとABSが作動する場合がありますが、そのまま停止するまで踏み続けてください。ペダルを強く深く踏むためには適切なシートポジションが不可欠なので、確認しておきましょう。
【最短距離で止まるための急ブレーキ5か条】
1
.危険を感じたら「ためらわずに」ブレーキを踏む
2
.ブレーキを踏むときは「素早く、強く、深く」
3
.ABSが作動しても「踏み続ける」
4
.「完全に停止するまで」踏み続ける
5
.もしものときに急ブレーキが踏めるよう、「シートポジションを見直す」
詳しいテスト結果や動画はJAFユーザーテスト資料編をチェック!
JAF Mate2026年冬号の内容はこちら
JAFユーザーテストに関する情報はこちらをチェック!
急ブレーキに関する情報はこちらもチェック!
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