クルマのボンネットに立っている猫、猫のエンジンルーム入りへの注意喚起

猫がエンジンルームに入り込む事故、25年11月は救援要請が83件。JAFが注意を呼びかけ

猫の日(2月22日)直前、猫もクルマも守るために、乗車前の“猫チェック”を

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は、「猫がクルマに入り込んだことによるトラブル」の救援要請件数について、2026年2月18日に発表した。
それによると、2025年11月1日から30日までの1か月間に、全国で83件の救援要請が寄せられている。
寒さが増す時期は、エンジンルームの暖かさを求めて猫が入り込みやすいとされる。猫の命を守るため、そしてクルマのトラブルを防ぐためにも、乗車前の確認があらためて重要だ。

目次

【猫エンジンルーム入り】83件のうち5件は、エンジン始動後に発覚

猫がクルマに入り込んだことによる救援要請83件のうち、エンジンを始動した後に猫が入り込んでいることに気づいたケースは5件あった。エンジンルーム内に猫がいることに気づかないままエンジンをかけてしまうと、ベルト類に巻き込まれるおそれがある。

万が一、猫が巻き込まれた場合、ベルトが切れてしまうことがあるほか、切れなかった場合でも洗浄などの整備が必要になるケースもあるという。こうしたトラブルは、猫の命に関わるほか、クルマの故障につながる可能性もある。

猫のエンジンルーム入りは“音”がサインになることも

実際の救援要請の中には、「ボンネットの中から猫の鳴き声がする」「エンジンルームから音がするので確認したい」といった、音や気配をきっかけに異変に気づいたケースも複数確認されている。そのため、単にボンネットをたたくだけでなく、耳をすませて気配を確かめることが重要だ。

JAFがすすめる「乗車前の猫チェック」

猫の命を守り、クルマの故障を防ぐために、JAFでは次のような確認を呼びかけている。

ボンネットを軽く“コンコン”とたたく
(ノックするように、やさしく)
耳をすませる
猫が動く音や気配を感じたら、ボンネットを開けて中を確認する


ボンネットをたたいただけでは、猫が出てこない場合もある。そのため、「たたく+聞く」の2段階チェックを心がけたい。

猫もクルマも守るため、乗車前のひと手間を

猫がクルマに入り込むトラブル は、特定の時期だけでなく、年間を通して発生している。JAFによると、2024年6月には同様のトラブルによる救援要請件数が1か月で381件発生したとのこと。このほかにも 寒い時期や、エンジン停止後しばらく時間が経ったクルマは注意が必要だ。

JAFは、「安全と安心」を軸に、大切な命を守る取り組みを続けている。ドライバー一人ひとりが、乗車前にほんのひと手間をかけることが、猫の命と安心できるカーライフにつながる。

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