後部座席シートベルト、一般道は着用率45.8%…最新全国調査で見えた浸透しない危険性
JAFと警察庁と合同で実施「シートベルト着用状況全国調査」の結果公表JAF(一般社団法人日本自動車連盟)は警察庁と合同で実施した「シートベルト着用状況全国調査(2025年)」の結果を、2026年2月16日に公表した。
その結果、後部座席のシートベルト着用率は、一般道路で45.8%、高速道路等で79.9%となり、前年から微増にとどまったことが明らかになった。
運転席や助手席では依然として高い着用率が維持されている一方で、一般道路における後席の着用率は半数にも満たない低水準が続いている。
シートベルト後席着用率は高速道路等で約8割、一般道路では5割未満に
今回の調査は、2025年10月6日から11月7日までの期間、全国885カ所で実施された。
その結果、後席シートベルトの着用率は以下のとおり。
一般道路:45.8%(前年比+0.3ポイント)
高速道路等:79.9%(前年比+0.2ポイント)
前年と比べると、着用率はいずれも増加はしているものの、伸び幅はごくわずかにとどまっている。とくに一般道路では、後席の約半数がいまだにシートベルトを着用していない実態が浮き彫りになった。
シートベルト着用率は運転席・助手席と後席との差が顕著に
一方、前席の着用状況を見ると、
運転席:
一般道路:99.1%
高速道路等:99.6%
助手席:
一般道路・高速道路等ともに95%超
と、引き続き非常に高い着用率が維持されている。この結果からも、後席シートベルトだけが意識から取り残されている状況が明らかだ。
シートベルト後席義務化から15年以上、なお浸透しない一般道での着用
一般道での座席別シートベルト着用率
後席でのシートベルト着用は、2008年に道路交通法で義務化されてから15年以上が経過している。にもかかわらず、運転席・助手席と比べて後席の着用率は低い状態が続いており、とくに一般道路での意識の低さが際立つ結果となった。
このことは、後席シートベルトの重要性が、いまだ十分に浸透していないことを示している。
JAFは改めて「全席シートベルト」の着用を呼びかけ
JAFでは、乗員全員の安全を守るため、後部座席を含めた全席でのシートベルト着用
や、子供を守るためのチャイルドシートの正しい使用
について、今後も継続して啓発活動を行っていくという。
後席シートベルトの重要性や、未着用時の危険性については、以下のJAF公式コンテンツも参考にしてほしい。
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