山梨県立博物館で開館20周年記念特別展「みんなのクルマ展 人と自動車の歴史と未来」が開催中!
7月12日〜9月1日ー各時代で活躍・魅了したクルマを展示山梨県笛吹市にある山梨県立博物館では、2025年7月12日から9月1日にかけて、開館20周年を記念した特別展「みんなのクルマ展 人と自動車の歴史と未来」が開催されている。
明治から令和に至る自動車と暮らしの関わりを紹介。貴重な名車や地域で活躍するはたらくクルマが実車展示されている。
開館20周年記念 自動車と暮らしの歴史をたどる展示
「みんなのクルマ展 人と自動車の歴史と未来」は、山梨県立博物館の開館20周年を記念した特別企画だ。展示品を見ることで、山梨の道とクルマの変化を通じて、暮らしや社会がどのような変化をもたらしたのかを、車両や資料を通してわかりやすく解説。
明治時代に使われていた人力車や、人々を魅了したトヨタ・2000GT、スバル 360など、時代を象徴する車両が館内に展示されている。明治時代から現代にかけての交通の歴史が軸となる展示構成だ。
単なる「クルマの展示」ではなく、背景にある生活文化や交通の仕組みにも焦点を当てた内容で、大人にも学びが多い。
名車やはたらくクルマも登場! 親子で学べる展示内容
7月25日に公開されたパトカーの野外展示の様子(写真=山梨県立博物館)
今回の特別展では、国内外で高く評価される名車も展示されている。注目の一つが、F1で活躍したマクラーレン・Honda MP4/4だ。Honda Collection Hall協力により、貴重な実車が山梨で特別公開されている。
マクラーレン・Honda MP4/4(写真=著者撮影)
また、世界初の2ローターロータリーエンジン搭載車として知られるマツダ コスモスポーツの試作車も、国立科学博物館の協力で展示。モータリゼーション黎明期の技術革新の象徴として、技術面でも見ごたえがある。そのほかにも、1955年に発表されたトヨタ自動車のトヨペット クラウンも展示されている。いずれも日本の自動車史を語るうえで欠かせない名車だ。
マツダ コスモスポーツの試作車(写真=著者撮影)
トヨペット クラウン(写真=著者撮影)
博物館正面エントランス付近では「はたらくクルマ」の野外展示が日程を分けて行われる。普段は街なかで目にするこれらの車両を、間近でゆっくりと観察できる機会は貴重だ。
・8月15日:消防車(午後1時30分〜午後4時まで)
・8月17日:自衛隊車両(午前10時〜午後3時まで)
・8月30日:バス(午後1時30分〜午後4時まで)
展示は野外のため、荒天やその他の事情により変更または中止される場合がある。最新情報は事前に確認しておこう。野外展示は参加無料・事前申込は不要だ。
自動車のある暮らしを見直すきっかけに
この展示では、自動車の登場以降、人々の暮らしがどのように変化してきたかを紹介している。道路の整備や物流の発展、家族の移動手段の変化など、社会の変化を車両や資料を通して読み取れる。
懐かしいクルマに当時の生活を重ねる世代と、初めて見るクルマに興味をひかれる子供達とが一緒に楽しめる展示だ。
開催期間は夏休み期間中なので、自由研究の題材としても活用しやすい。クルマとのものだけでなく、背景にある歴史や社会の仕組みにも触れられ、幅広い学びが得られる。
展示の詳細や関連イベントについては、山梨県立博物館の公式ウェブサイトで確認できる。
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