2025年GWの国道、混みすぎてマジ地獄… 交通量ランキング第1位はどこ!?

【速報】2025年GWの国道、混みすぎてマジ地獄… 交通量ランキング第1位はどこ!?

2025年GW期間の国道交通量ランキングTOP20が発表

国土交通省は、直轄国道における2025年のゴールデンウイーク(GW)期間の交通量をランキング形式で発表した。発表されたTOP20のうち、最も交通量が多かったのは神奈川県横浜市を起点に東京、千葉、埼玉を環状線に結ぶ国道16号で、1日に130,000台以上の利用があったという。また、主要観光地周辺道路の交通量は、平日と比べて2倍増加した道路もあった。

目次

GWに最も利用された道路TOP5 混雑した道路はどこ?

最も交通量が多かった神奈川県の国道16号

最も交通量が多かった神奈川県の国道16号

国土交通省が発表したランキングによると、GWで最も交通量が多かった国道は横浜市の国道16号で、1日平均で137,900台の利用があったという。第2位と3位には同じ国道23号がランクインし、どちらも1日あたり約100,000台近くの利用データが出ていた。2024年との比較においてはどの地域も前年比の98~103%となっており、例年と同様交通量が多かったようだ。特に混雑が見られた国道TOP5は、以下のとおり。

2025年GWで交通量が多かった国道TOP5

2025年GWで交通量が多かった国道TOP5

GWに多く利用された国道の特徴として、全国の主要都市をつないでいる点が挙げられる。2位と3位にランクインした国道23号は、愛知県の豊橋市と名古屋市、三重県の伊勢市をつないでいるほか、1位の国道16号は東京、神奈川、千葉、埼玉と関東の主要都市を結ぶルートだ。ランキングから、各県や市を跨ぐ道路の利用が集中し交通量が増加しているのがわかる。

ランキングでは6位以下の道路も発表されており、なかでも国道1号はTOP20のうち8・9・12・15・16・17位と合計6か所でランクインしていた。国道1号はどの地域でも1日に約60,000台以上の利用で、全国的にみても交通量が多かったようだ。

また、国道の交通量が最も多かった日は、GW初日の4月26日。国道16号は約150,000台の利用があり、GW初日から多くの人が出掛けているのが見て取れる。

観光地周辺は平日と比べて2倍の交通量! 増加割合TOP5

富士山本宮浅間大社

富士山本宮浅間大社

通常の平日と比べ、GW期間中に交通量が増加した観光地周辺の道路のランキングも発表されている。GWの人気お出かけスポットにつながっている道路は、特に交通量が増えたようだ。

最も交通量が増えたのは静岡県富士宮市の国道139号。これは富士山やGWに祭事が行われる富士山本宮浅間大社へアクセスできる道路で、平日と比べ2倍以上の交通量だった。次に交通量が多かった道路は、千葉県鋸南町の国道127号や北海道上川町の国道450号で、こちらも平日の2倍に近い。国道127号は、東京湾アクアラインへアクセスできるほか、観光地である鋸山へ向かう道路だ。

2025年GWで平日と比べ交通量が増えた国道TOP5

2025年GWで平日と比べ交通量が増えた国道TOP5

どの地域も交通量が増加していたのは5月3〜5日だった。これにより、多くの観光客が連休を利用して出かけているのがわかる。国道1号のような主要幹線道路でなくても観光地周辺は混雑するため、ランキングデータをチェックしておくと来年の参考になりそうだ。

また今回のランキング発表は、世界一持続可能なシステムを構築する「WISENET2025」の政策集に基づいて実施された。全国の約2,600か所に設置されている交通量測定機とAI技術の活用により、今回のような細かいデータも取得可能となっている。国土交通省は今後も交通量のデータを分析し、随時発表するとしている。

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