2025年3月5日まで関東甲信で大雪警戒! 道路影響・通行止め情報と対策まとめ

国土交通省と高速道路各社は、大雪による影響を最小限に抑えるため、降雪が始まる前の段階で通行止めを実施する可能性があると発表した。3月3日午後17時時点で、予防的通行止めがある可能性がある区間は、以下の通り。

3月4日 15時〜21時にかけて通行止めの可能性がある区間

・東名高速（東京IC〜清水IC）
・新東名高速（海老名南JCT〜新秦野IC、新御殿場IC〜藤枝岡部IC）
・西湘バイパス（西湘二宮IC〜箱根口IC・石橋IC）
・新湘南バイパス（藤沢IC〜茅ヶ崎海岸IC）
・小田原厚木道路（小田原西IC〜厚木IC）
・圏央道（茅ヶ崎JCT〜相模原IC）
・中部横断自動車道（新清水JCT〜富沢IC）
・清水連絡路（清水JCT〜新清水JCT）
・第三京浜（玉川IC〜保土ヶ谷IC）
・横浜新道（保土ヶ谷IC〜戸塚IC）
・横浜横須賀道路（新保土ヶ谷IC〜朝比奈IC、釜利谷JCT〜並木IC）
・高速3号渋谷線 谷町JCT〜東名高速道路接続部
・高速中央環状線 大井JCT〜熊野町JCT
・高速湾岸線大井JCT（大井連結路）
・神奈川2号三ツ沢線金港JCT〜三ツ沢JCT
・高速神奈川3号狩場線石川町JCT〜狩場JCT
・高速神奈川7号横浜北線生麦JCT〜横浜港北JCT
・高速神奈川7号横浜北西線横浜港北JCT〜横浜青葉JCT
・高速湾岸線 幸浦〜並木

3月4日 18時〜24時にかけて通行止めの可能性がある区間

・中央道（都留IC〜河口湖IC）
・東富士五湖道路（富士吉田IC〜須走IC）

3月4日 17時〜19時にかけて通行止めの可能性がある区間

・上信越道（藤岡IC〜上田菅平IC）（通行止めを実施）
・中部横断自動車道（佐久小諸JCT〜小諸御影料金所）
・長野道（安曇野IC〜更埴IC）（通行止めを実施）

積雪状況によっては、上記区間以外でも通行止めになる可能性がある。

高速道路の通行止めに伴い、並行する一般道でも通行止めが行われる可能性がある。

影響が懸念される主な一般道は以下のとおり。

・箱根新道（箱根峠〜三島市塚原新田）
・碓氷バイパス・軽井沢バイパス
・山中湖地区〜須走
・富士吉田〜大月地区
・国道1号・16号・18号・20号・138号・139号・246号の一部区間

特に、箱根や軽井沢周辺の山間部では立ち往生が発生しやすいため、不要不急の移動は避けることが推奨される。

降雪状況によっては、上記区間以外でも通行止めになる可能性がある。

今回の大雪により、道路の閉鎖や渋滞による影響が懸念される。ドライバーは以下の点に注意し、安全な運転を心がける必要がある。

まず、不要不急の外出はできる限り控えることが推奨されている。特に物流関係者や長距離ドライバーは、事前に運行計画を見直し、影響を最小限に抑えることが重要となる。

次に、冬用タイヤとチェーンの携行を徹底することが求められる。やむを得ず車を運転する場合は、スタッドレスタイヤやチェーンを装着し、給油を済ませた上で食料や防寒具などの備えを整えておくことが望ましい。

さらに、最新の気象情報や交通情報をこまめに確認することが不可欠となる。国土交通省やNEXCO各社、気象庁の公式ウェブサイトでリアルタイムの道路状況をチェックし、急な通行止めに備える必要がある。

また、過去の大雪ではノーマルタイヤ装着車両の立ち往生が原因で渋滞が発生し、除雪作業の妨げとなった事例がある。適切な装備なしでの運転は控え、事業用車両は事前にルート変更を検討することが求められる。

今回の大雪は生活に大きな影響を及ぼす可能性がある。危険を伴うため、不要不急の外出は控えることが賢明だ。外出時は、最新情報を確認し、万全の備えと細心の注意を払ってほしい。