東海環状自動車道のいなべIC~大安IC間がついに開通! 名古屋・関西エリアのアクセスがより便利に
2025年3月29日に開通、いなべICはETC専用に東海環状自動車道(東海環状道)のいなべIC~大安IC間が、2025年3月29日に開通する。暫定2車線での開通となり、三重県から名古屋・関西方面へのアクセスがより便利になる。さらに、三重県いなべ市周辺の渋滞緩和や地域活性化も期待される。
全線開通間近!? 東海環状自動車道の約8割が完成へ
東海環状道のいなべIC~大安IC間の6.5kmが、2025年3月29日に開通する。東海環状道は、中部エリアである愛知県、岐阜県、三重県の都市をつなぐ約153kmの高速道路。東名、名神高速、中央道、東海北陸道、新東名、新名神の6つの道路を円を描くように接続することで、渋滞緩和や各都市へのアクセスがより便利になると期待されている。2020年2月時点で全体の約7割となる約110kmが開通しており、今回の開通で約8割が完成する。
いなべIC~大安ICは三重県いなべ市を通る高速道路
いなべICは、三重県の北部にあるいなべ市北勢町阿下喜にETC専用のICとして開通する。いなべICは市内の中心部に位置し、利便性が高い。一方、大安ICは、2019年3月に三重県いなべ市大安町高柳に開通したETC専用のICだ。同区間の開通により、渋滞緩和や地域活性化など、アクセス面での効果が期待されている。
長時間の移動が楽に! いなべICの利用で各都市へのアクセスが14分短縮
いなべ市役所から名古屋駅までの所要時間が約14分短縮される
いなべIC~大安IC間の開通による最大のメリットは、名古屋や関西方面への移動時間が短縮される点だ。いなべICを利用した場合、いなべ市役所から名古屋駅までの所要時間が約14分短縮される。関西方面へのアクセスも向上し、新四日市JCTまでの時間も約14分短縮する見込みだ。
移動時間の短縮によって、救急車の移動がスムーズになり、患者の負担が軽減される。さらに、物流の促進や企業誘致が進み、いなべ市周辺への移住者増加が見込まれる。観光施設の充実も加速され、地域の発展が期待できる。
いなべICから岐阜県方面は養老トンネル工事が難航し開通時期が不透明で、当初2026年開通予定だった同区間の工事完了時期は未定である。なお、岐阜県の山県IC~本巣IC間が、2025年4月6日に開通予定。
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