東海環状自動車道の山県IC~本巣IC間11.9kmが開通! この区間には新たに岐阜ICも開通
岐阜県本巣市~山県市間が約12分短縮され、地域間の移動が容易に東海環状自動車道(東海環状道)「山県IC(山県市西深瀬)~本巣IC(本巣市上保)」間が、2025年4月6日に開通する。今回、この区間には新たに岐阜ICが開通予定。今回の開通により、地域の交通利便性が向上し、救急医療活動の迅速化、観光・産業の発展が期待される。
東海環状自動車道(東海環状道)とは? 全線開通はどこまで進んだ?
東海環状道は、名古屋を中心とした広域的な交通ネットワークを形成し、都市圏の渋滞緩和や地域間の連携強化を目的として建設が進められている。全線約153kmのうち、これまでに約7割が開通している。今回開通する「山県IC~本巣IC」間は、岐阜県内の山県市と本巣市を結ぶ11.9kmの区間。これにより、さらにネットワークが拡大する。
山県IC~本巣IC間開通で山県市〜本巣市間の移動時間が約12分短縮
山県市〜本巣市間の移動時間が約12分短縮
今回開通する山県IC~本巣ICは、岐阜県山県市と本巣市とを結ぶ、全長約11.9kmの区間だ。現在、山県市から本巣市への移動は、一般道路で約30分を要しているが、今回の開通によって移動時間が12分程度短縮され、地域間のスムーズな移動が可能となる。
また、開通区間には新たに岐阜ICが設置される。このIC付近には岐阜大学医学部附属病院があり、救急搬送時のアクセス向上が期待される。現在、同病院までは山県ICから一般道を使うと約20分かかるが、今回の開通により岐阜ICからスムーズかつ振動の少ない方法で搬送できるようになるという。
さらに、2025年夏頃には、本巣IC~大野神戸IC間の開通が見込まれているため、より利便性が向上する見通しだ。
地域観光が盛り上がり、地域活性化が期待できる!
山県IC〜本巣IC間の開通で、東海環状道は11.9km延長となる
開通によって、観光地へのアクセスがスムーズになる。これに伴い、遠方から岐阜県への来訪客の増加が期待できる。道の駅の利用者やバスツアー客が増加し、地域観光が活性化されるだろう。また、東海環状道沿いには古墳群などがあり、歴史を巡る旅ができるのもポイントだ。現在、岐阜県本巣市では船来山古墳群の整備計画も進められており、今後より岐阜県の盛り上がりが期待できる。
東海環状道では、いなべIC~大安IC間が2025年3月29日に開通予定。今回開通する山県IC〜本巣IC間と合わせて、約8割が完成となる。なお、東海環状道の全線開通については、養老トンネルの工事難航によって未定となっている。
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