山陽道岩国IC~玖珂IC間で平日昼夜連続車線規制
2024年10月21日から~12月中旬まで、舗装補修を行う予定NEXCO西日本中国支社は、2024年10月21日〜12月中旬まで岩国IC〜玖珂(くが)IC(下り線・九州方面)にて平日昼夜連続車線規制を行うと発表した。高速道路リニューアルプロジェクトの一環として舗装の高耐久化を目的に、上層路盤に新たに開発した高弾性アスファルト混合物を使用した舗装補修を行うためだ。補修工事期間中に該当期間を通る予定がある人は、時間に余裕を持った計画を立てよう。
山陽道岩国IC~玖珂IC下り線(九州方面) 走行車線及び追越車線における交通規制の概要
山陽道における交通規制の概要は以下のとおり。
・実施時期:2024年10月21日~12月中旬(約4週間)
・実施場所:岩国IC~玖珂IC下り線(九州方面) 走行車線及び追越車線(約10km~12km)
・実施時間:月曜~金曜(平日)の昼夜
・規制内容:昼夜連続車線規
全面交通止めではないので、現在のところ迂回路は設定されていない。ただし、車線規制が行われることから、普段よりは通行に時間がかかる可能性がある。なお、工事に関する情報は以下サイトで確認ができる。工事は天候などによって変更される可能性があるため、最新情報をチェックしたうえで出かけよう。
お出かけ前に入手できる交通情報
・アイハイウェイ
・日本道路交通情報センター
走行中や休憩所で入手できる交通情報
・ハイウェイラジオ(1620kHz)
・ハイウェイ情報ターミナル
・VICS
高速道路リニューアルプロジェクト・舗装の高耐久化とは?
高速道路リニューアルプロジェクトとは、老朽化が進む高速道路の健全性を永続的に確保し、高速道路ネットワークの機能を将来にわたり維持していくために2006年から実施されている大規模な更新・修繕工事だ。
舗装工事には耐久性を高めるため、高弾性アスファルト混合物を用いた新しい補修方法が導入される。従来の方法は、表層の損傷をその都度補修していたため、短期間で新たな損傷が発生し、補修頻度が高くなる問題があった。この新しい技術は、舗装の土台部分に高弾性アスファルト混合物を使用することで、舗装全体の強度を高め、損傷の発生を抑制する。これにより、補修頻度の減少や安全性の向上などが期待される。