ひたちなか市で「第54回全国白バイ安全運転競技大会」開催! 安全運転の参考にも

茨城県ひたちなか市で「第54回全国白バイ安全運転競技大会」開催! 安全運転の参考にも

白バイ隊員たちの巧みな運転技術を間近で見てみよう!

「第54回全国白バイ安全運転競技大会」が、自動車安全運転センター (茨城県ひたちなか市)で2024年10月12日・13日・14日に開催される。この大会は、白バイ隊員たちの運転技術と安全運転に対する士気を高め、交通安全に役立てることを目的としている。

一般の入場も可能で、隊員たちの交通安全に対する思いや運転技術を高める努力を、間近で感じられる機会となっている。大型バイクを運転する方や興味がある方は、参加してはいかがだろうか。

目次

白バイ隊員に必要な「安全運転の技術」を間近で見られるチャンス!

バランス走行操縦競技:パイロンスラローム

バランス走行操縦競技:パイロンスラローム

白バイ隊員たちが安全運転の技術を競う競技は4種目ある。内容は下記のとおりだ。

・バランス走行操縦競技
白バイの運転においては、あらゆる道路形状に適応するためにバランス技術が重要とされている。パイロンスラロームや8の字走行などのコースで技術を競う。

・トライアル走行操縦競技
白バイの運転では常に変化する交通環境のなかで瞬時に最適な判断をし、的確にバイクを操縦することが求められる。災害現場における活動を想定して、自然の地形の中にセクションを設定し安全運転走行の技能を競う。

・不整地走行操縦競技
白バイ運転中にはさまざまな事態に遭遇するため、安全に留意し的確かつ機敏に対処する能力が必要とされている。災害現場における活動を想定して、不整地にコースを設定し総合的なバイクの操縦技能を競う。

・傾斜走行操縦(スラローム)競技
白バイの運転では交通指導や取り締まりにおいて、白バイを手足のように使いこなすことが求められる。指定されたS型・クランク型複合の曲線コースを正確に走行する、極めて高度な技能を競う。

白バイ隊員の業務は、交通違反の取り締まりやパトロール、皇族・国賓などの護衛警護、災害地における支援活動など多岐にわたる。そのため、上記の競技種目にあるような高度な運転技術が求められる。

各都道府県警察の代表として出場する隊員たちが、磨き上げてきた技術を間近で見られるめったにない機会だ。

普段の運転の参考にも! スケジュールを確認して気になる競技を見に行こう

全国白バイ安全運転競技大会は普段、バイクを運転するときに活かせるコツなどを学ぶのにもよいだろう。下記のスケジュールを確認し、競技を見逃さないようにしよう。

1日目(10月12日)
・午後2時~午後2時15分 開会式
・午後3時~午後4時 バランス走行操縦競技(女性の部)

2日目(10月13日)
・午前9時~午前10時50分 バランス走行操縦競技(男性の部)
・午後1時30分~午後4時5分 トライアル走行操縦競技

3日目(10月14日)
・午前8時15分~午前10時 不整地走行操縦競技
・午前11時15分~午後1時25分 傾斜走行操縦(スラローム)競技(男性の部)
・午後1時25分~午後2時25分 傾斜走行操縦(スラローム)競技(女性の部)
・午後4時15分~午後4時30分 閉会式

バランス走行操縦競技と傾斜走行操縦(スラローム)競技で使用されるコースは、私たちが普段運転する道路状況に近い。そのためブレーキやアクセルの使い方、車上姿勢などが参考になるだろう。

トライアル走行操縦競技と不整地走行操縦競技は、災害地を想定したコースとなっている。しかし、一般道においても道路状況を的確に判断することは重要で、雨や雪でぬかるんだ場所を運転する際の参考になるかもしれない。

大会を通じて隊員の努力を知り、安全運転への意識を高めよう

「第54回全国白バイ安全運転競技大会」の開催概要は下記のとおりだ。駐車場に限りがあるため、なるべく公共交通機関を利用しよう。また、ペット同伴での入場は不可となっているため注意してほしい。

開催日:2024年10月12日・13日・14日(3日間)

開催場所:自動車安全運転センター 安全運転中央研修所(茨城県ひたちなか市新光町)

アクセス:
・電車とバスを併用
JR常磐線 勝田駅 (東口2番のりば)から、茨城交通バス「海浜公園南口行き(または中央研修所行き)」に乗車し、中央研修所バス停で下車。

入場時間:
・10月12日:午後12時15分から入場可能
・10月13日・14日:午前7時30分から入場可能

日々、交通安全に尽力している白バイ隊員たちの努力や思いを感じ、私たちも安全運転への意識を高めよう。

この記事はいかがでしたか?
この記事のキーワード
あなたのSNSでこの記事をシェア!