電動キックボードなどをシェアする「Lime」が日本でサービスを開始

電動キックボードなどをシェアする「Lime」が日本でサービスを開始。2024年8月から都内で利用可能に

マイクロモビリティの世界最大手企業「Lime株式会社」が2024年8月19日から日本でもサービスを始めた。電動マイクロモビリティシェアリングサービス(以下:Lime)を都内6エリアで提供する。

電動マイクロモビリティは、電動キックボードや電動自転車などのこと。ポートがある場所ならどこでも乗れて、乗り捨てできるレンタルサービスがスタートする。

目次

電動マイクロモビリティシェアリングサービス「Lime」とは?

Lime株式会社が展開する「Lime」は、街の中に設置された駐輪場の電動マイクロモビリティを専用アプリから予約して利用し、Limeポート(駐輪場)であればどこでも返却できるサービスだ。

電動キックボードに馴染みがなく、初めて利用するのは怖いと考えるユーザーに向けて、Limeには「トレーニングモード」というモードがある。利用者がオンにすればスクーターの最高速度が8マイル(約12㎞)に減速され、安全な速度で練習できるという。

ほかにも、18歳以上の方が参加できるファースト・ライド・アカデミー(初心者講習)や、アプリで受講できる安全教育など、安全に走行するための仕組みが導入されている。

「Lime」の特徴と日本国内で利用できるサービスは?

Limeの着座式の「電動シートボード」

Limeは、立って乗る「電動キックボード」と、着座式の「電動シートボード」の2種類がある。写真は着座式

Limeで利用できる車両は、立って乗る「電動キックボード」と、着座式の「電動シートボード」の2種類。日本では初となる電動シートボードは、座席付きで自転車感覚で乗れるため、足腰に不安があったり、初めて乗るユーザーでも方でも使いやすい点が特徴だという。2023年7月から始まった(特例)特定小型原付自転車の規格のため、最高速度は通常モードで20㎞、歩行モードが時速6㎞となる。

Limeは、まず東京都の以下6地域から利用スタートとなる。

・渋谷区
・新宿区
・目黒区
・世田谷区
・豊島区
・中野区

これら6エリアに40以上のポートを設置、電動マイクロモビリティを200台投入する。今後はオフィスビルや駐車場の空きスペースを活用し、順次拡大していく見込みだ。

利用料金は30分パス(30分/1日)490円〜(Limepass)、または基本料金100円+30円/分(通常料金)。サービス開始特別キャンペーンによって、2024年9月末まで通常料金の場合は基本料金不要で30円/分で利用できる。ただし、場所や時間帯によって異なる場合があるので利用前に確認を。

また、Limeアプリによるヘルメットセルフィ機能を通じてヘルメットの着用が確認できた場合は、通常料金から10%割引で乗車できる特典もある。

この記事はいかがでしたか?
この記事のキーワード
あなたのSNSでこの記事をシェア!