ツーリングラリー(SSTR2024)の受け付け開始!千里浜なぎさドライブウェイのゴールを目指せ

ツーリングラリー(SSTR2024)の受け付け開始! 千里浜なぎさドライブウェイのゴールを目指せ

エントリーは7月21日まで。2024年は能登半島地震の復興も後押し

SSTR運営委員会/一般社団法人 日本ライダーズフォーラムは、2024年6月23日からSSTR2024出場者の受け付けを開始している。受け付けは2024年7月21日23時59分までだが、募集台数に達した時点で受け付け終了するため、参加を検討している方は早めにエントリーしよう。

目次

SSTRの魅力とは? 自分による自分だけの唯一無二の冒険

SSTRの通過ポイント

SSTRの「和倉」ポイント

SSTRは、日本人ライダーとして初めてパリ・ダカールラリーに参加し完走した世界的オートバイ冒険家、風間深志が発案したツーリングイベントだ。SSTRは2013年10月に初開催され、2024年で12年目を迎える。

基本ルールは、SSTRの名前の由来である日の出(サンライズ)とともに自身で定めた日本列島の東海岸からスタートし、日の入り(サンセット)までに日本海の石川県千里浜なぎさドライブウェイにゴールする1DAYツーリング。

ほかのライダーと優劣を競わず、立ち寄りポイントも任意で設定できるため、毎年違うルートを走行するなど冒険心をかき立てる仕掛けが随所にちりばめられている。

SSTR2024の見どころは? 能登半島地震の復興もテーマに

九十九湾 Copyright:石川県観光連盟

九十九湾:海岸の散策やカニやエビなど多彩な海の生物と触れ合うこができる遊歩道が整備された景勝スポット。
Copyright:石川県観光連盟

SSTR2024は、2024年1月に発生した能登半島地震の復興の一助として「指定能登半島地震被災地応援ポイント」や「自然災害伝承碑ポイント」を立ち寄り地点に追加している。さらに、当日公開される「びっくりボーナスポイント」も用意されており、ゴール地点となる石川県各地に滞在する機会を増やし復興を後押しする。

また、SSTR参加ライダー限定の宿泊特典や、地域色にあふれる歓迎イベントが準備されている。長距離ツーリングで疲れた体を癒しつつ復興支援に貢献できる機会を、積極的に活用したい。

能登島大橋 Copyright:石川県観光連盟

能登大橋:七尾市石崎町と能登島を結ぶ全長1050mの橋
Copyright:石川県観光連盟

SSTRの参加条件や注意点は? 体力や心得、持ち物まで

SSTRに参加するためには、長距離ツーリングを走りきる体力や能力のほか、バイクの不具合や故障に対処する知識や技術が必要だ。なお、参加中はスタート/ゴール登録や立ち寄りポイント付与のため、GPS位置情報を利用できるスマートフォンやタブレットが必須。第3世代携帯電話(ガラケー)での参加はできない。

また、速度違反や危険運転、空ぶかしなどの不法行為やマナー違反など、公序良俗に反する行為が発覚した際は、失格または次年度以降の参加拒否となるので注意したい。安全運転を心がけ、ゴール地点の千里浜で日本海に沈む夕日の美しさを堪能しよう。

SSTR2024完走の条件は? 出発・到着や立ち寄り等確認しよう

ライダー仲間との出会いも楽しみの一つ

最終日の20(日)に催されるゴール会場でのイベントではたくさんのライダーとの出会いが待っている。

実施日は開催期間:2024年10月5日(土)~ 2024年10月20日(日)まで。期間内の都合の良い1日でSSTRを楽しめる。ただし、5日(土)、6日(日)、11日(金)、12日(土)、13日(日)、14日(月・祝)、18日(金)、19日(土)は定員を設けた予約制エントリーとなっている。また、10/7(月)〜10(木)、10/15(火)〜17(木)も参加台数に上限が設定されている。最終日の20(日)はゴール会場でのイベント開催になるため、ツーリングラリーの受付は行っていないので、注意が必要だ。

無事にゴール地点の千里浜なぎさドライブウェイに到着し、完走条件をすべて満たしている場合、フィニッシャーバッジや完走記録証が贈呈される。完走条件は下記の4項目だ。

・日本海の反対側となる海岸を日の出時刻以降に出発する
・「指定道の駅」「指定能登半島地震被災地応援ポイント」のうちそれぞれ1か所以上立ち寄る
・道の駅や高速道路のパーキング/サービスエリア等に立ち寄り、立ち寄りポイントを合計12ポイント以上獲得する
・石川県の「千里浜なぎさドライブウェイ」に、同日の日の入り時刻までに到着する

なお、ゴール受け付け時間は午後2時から午後6時まで。

また、SSTRにエントリーすると事前に送付される「SSTR BOOK」はスタンプ手帳としても利用できるため、立ち寄る道の駅のスタンプを収集するのもツーリングの楽しみのひとつとなるだろう。

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