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高速道路が最大半額?「通勤パス」の社会実験実施エリアが全国6道県に拡大へ!

2024.03.17

画像はイメージです

2024.03.17

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1年点検を受けると、だれにでもチャンス

NEXCO各社は2024年4月から、すでに実施済みの石川県に加え、全国5道県の各エリアにおいても通勤パスの社会実験を実施すると発表した。通勤などで対象の高速道路を使う方は、よりお得に高速道路を利用できるようになる見込みだ。

高速道路の指定区間内を最大半額で通行できる

通勤パスとは、高速道路の指定区間内を最大50%割引で利用できる割引である。事前に申し込むことで、1日につき3回まで割引される。実施期間は2024年4月1日〜2025年3月31日までの1年間で、1か月ごとの申請が必要だ。

通勤パスの社会実施エリアは現在石川県のみだが、北海道、新潟県、山梨県、石川県、香川県、長崎県の6道県にも拡大される。エリア拡大に伴い、より多くの方が利用しやすくなるかたちだ。

通勤パスの対象となる路線は以下の通り。対象となる区間は、道県ごとに公開されているページを参照し、確認を。また、一部対象外となる区間もあるため、併せて同ページで確認が必要だ。

対象は普通車と軽自動車。月額1,600円から

通勤パスの対象車両は、ETC無線通信により指定区間を走行する軽自動車等および普通車となっている。また、石川県では他道県に先駆けて通勤パスの社会実験が実施されているが、2024年4月からは対象車種が全車種から軽自動車等および普通車に変更になる見込みだ。

各路線の販売価格は以下の通り。最大50%割引となるが、一方で通勤パスが適用された場合は、休日割引と深夜割引の適用対象外となる。また、ETCコーポレートカードや現金での支払い等、ETCクレジットカードおよびETCパーソナルカード以外の支払いは通勤パスの適用対象外となるため、注意が必要だ。各路線の販売価格は上記のページを参照のこと。

申し込みは3月1日から先着順

通勤パスの申し込み開始日は2024年3月1日で、先着順となっている。社会実験のため利用できる人数があらかじめ決められており、石川県では各月先着1,000名、北海道、新潟県、山梨県、香川県および長崎県では、各月先着500名のモニターが募集されている。
申し込みは各道県、下記のサイトからとなる。一か月ごとの申し込みになるため、長期間利用したい方は、利用する期間ごとに申請しよう。

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