名神高速・多賀スマートIC開通で、多賀大社と名神高速が3分で結ばれる

下り線のみ2023年4月29日に開通

E1・名神高速道路(名神高速)の、名神高速・彦根IC~湖東三山(ことうさんざん)スマートIC間に、多賀スマートICが2023年4月29日に開通する。

現状は下り線のみ出入りが可能

多賀スマートICは24時間利用可能で、ETC車載器を搭載した全車種が対象だ。今回開通するのは彦根ICから湖東三山スマートICに向かう下り線の出入口のみとなり、整備中の上り線の開通は未定となっている。

多賀スマートICの位置図

多賀スマートICの位置図

多賀スマートICから滋賀県内有数の観光スポットである多賀大社への所要時間は約3分と、彦根ICや湖東三山スマートICから向かう場合と比べて7~8分短縮できる。彦根城や湖東三山など周辺観光地と、多賀大社との周遊型の観光ルートが出来上がることによって、観光振興も図れるという。

また、高速道路のICまで10分以内で到着できる事業所も増えることにより、物流の円滑化による生産性の向上が期待され、近隣を走る国道8号の物流交通が分散することによって、周辺道路の混雑緩和も開通のメリットとして挙げられている。

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