JAFが駐車支援機能をテスト! 結果から見えたその実力は?
JAFが新たなユーザーテストを公開日本自動車連盟(JAF)は4月13日、駐車支援機能に関するユーザーテストの結果を公開した。 近年、駐車時の運転操作を車が支援する駐車支援機能(パーキングアシスト)が普及しつつある。一方、そのパーキングアシストがどういった環境下で作動するのか、障害物があっても回避できるのかなど、詳しい内容について知らずにパーキングアシストを使用している人も少なくないとのこと。 そのためJAFでは、パーキングアシストがどれくらい早く、正確に駐車できるのかといった点と、さまざまな条件下でも機能して安全に駐車できるのかについて、検証したという。
今回JAFが行ったテストは以下の2つ
テスト1:パーキングアシストVS JAFインストラクター! 車庫入れ勝負の結果は?
車庫入れや縦列駐車に苦手意識をもつ初心者ドライバーと、パーキングアシスト、JAFインストラクターの3パターンで、車庫入れ・縦列駐車に要した時間と切り返し回数を計測。
テスト2:周囲の障害物にどう反応する? パーキングアシストの安全性をチェック
駐車スペースに障害物があったり、駐車する際に歩行者が車の近くを通行するなど、駐車をしている際に起こりうるシチュエーションで、パーキングアシストは作動し、安全に駐車することができるのか。
結局パーキングアシストは使える? 今回のテスト結果を公開中!
今回のテスト結果は、一例として、テスト①では、初心者ドライバーはJAFインストラクターの倍以上の時間を要したものの、パーキングアシストを使えば、インストラクターに迫る速さと正確性で駐車できたという。
また、テスト②では、駐車スペース後方の障害物については正しく認識したものの、スペース中央の障害物について、位置によっては認識せず、ドライバーのブレーキが必要だったという。
今回、JAFが行ったパーキングアシストに関するテストの全結果について、もっと詳しい内容は下記のJAFウェブサイトで公開している。この機能はどんな場面で役立つのか、あるいは機能に限界はあるのか、すでにパーキングアシストを使用している人も、これから使用を検討している人も、要チェックだ。