2025年にテイクオフ!? いよいよ現実となる空飛ぶクルマ
自動運転、ドローン、空飛ぶクルマ・・・モビリティの未来が見えてきた
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」で、主人公が2015年の未来で遭遇した空飛ぶクルマに心躍らせた方は多いのでは? 残念ながら2015年までには実現しなかったものの、夢にまで見た「クルマが飛び立つ日」は、もうすぐそこにまで迫っています。
デジタル庁は2022年8月、「デジタルを活用した交通社会の未来2022」を公開しました。ここでは、現在の交通環境が抱える問題点や多様化する課題を考察し、デジタルを活用した新たなモビリティサービスの普及について、具体的なロードマップが出されています。
たとえば話題の自動運転・運転支援については、2023年までに無人自動運転移動サービス実現に向けたステップ・施策具体化が示されています。
また物流に革命をもたらすと期待されるドローンでは、同じく2023年までに高度150m以上の上空における電波利用に係る制度整備が示されています。
なかでも特に目を引くのが、空飛ぶクルマです。飛行実現に予定されている会場は、2025年の大阪・関西万博です。かつては映画や漫画のなかの夢物語に過ぎなかったことが、近い現実の出来事としてロードマップに記されているのです。
MaaSやDXで変わるモビリティ
社会の至るところで変革が起きようとしている昨今、車社会にもMaaSやDXといった耳慣れない言葉が当たり前に使われるようになっています。ちなみにMaaS(マース)はMobility as a Serviceの頭の文字を繋いだもので、直訳すれば「サービスとしての移動」ということ。同じくDXはデジタルトランスフォーメーションの略で、基本的な概念としてはデジタル化によってもたらされた大量のデータを用いて、社会や暮らしの隅々まで便利で豊かに変化させるといったことになります。
したがって概念の示す範囲はとても広く、一部に特化したものではありません。このためニュース報道などでは交通DXやモビリティDXなどと、あえて範囲を狭めた表現をされることが多いようです。
もっとも、そうしたことを聞かされてもピンとこない、あるいは、まだまだ遠い未来のこと、とイメージされる方も少なくない、かもしれません。ところが、自動運転の進化やドローンの商用利用、さらには空飛ぶクルマの実現といった形で、現実は思いのほか早く動き出しているようです。
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